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2014.11.17

ブエノスアイレス・ダイアリー3

Day3

朝から3時間ぐらいポケットWi-fiの設定に悪戦苦闘。借りたアイフォンがSIMフリーではないので、ポケットWi-fiが動かないと外では通信ができないのである。結局、SIMを買った場所に聞きに行ったのだけど、設定に必要な情報は自動的にダウンロードされるから分からない、そして返金はできないと言われる。あ~、はいはい。でも、よく考えたら、ここ10年でおばちゃんスキル(もはやスキルというよりも属性か?)が格段に上がり、知らない人に話しかけるのに何の躊躇もなくなったので、ひたすら聞きまくるという作戦で乗り越えられそうだし、もういいかという気分に。ちなみにSIM代は10ペソ、1日2.5ペソでインターネットにつなげるという契約で、とりあえずチャージしたのが30ペソ。なので、まあ、あきらめてもいいかな。

その後、古着屋に行ってGジャンと長袖のカットソーを買ったのだが…

歩きながら食べようとパン屋でエンパナーダを1つ買ったときに、「他に何か?」と聞かれたんで「お勧めあります?」と聞いたら、おばちゃんいわく「ない!」とのこと。ないんかい。思わずわろてもうたがな。その後おばちゃんは「パンにお勧めも何もあるかいな」って独り言のように言っていた。歩きながら食べたら、かなり冷たくなってて、確かにこれは勧められんな、と思った。

午後からはアドリアンのお勧めのサンテルモへ。その辺のカフェでお昼を食べる。Chivitoって何? と聞いたらサンドイッチと言われたのだけど、オープンサンドイッチにもほどがあるものが運ばれてきた。

Chivito

そして店の前に黒板があり、何やら意味深な言葉が…。誰かの格言かと思って店のお姉さんにこのJ・Sって誰? と聞いたらホアキン・サビーナとのこと。ホアキン・サビーナというのは主に80年代に活躍した反骨のロッカー。多分聞いたことはあるけど、どんな曲? と言われても思いつくものはないのだけれど、寒い日には「さみい、さみい、サミー・デービスJr」か「さびーな、さびーな、ホアキン・サビーナ」と口をついて出てくる程度には馴染みがあります。

Js

さて、もらった地図にマファルダの絵が描いてあったので、何かマファルダ関連のものがあるのかと思ってそっちのほうに行ったらベンチに座ってるマファルダの像があった。友だちがいるとマファルダと一緒に座ってる写真が撮れるのだろうけど、特にマファルダに思い入れはないので、現場に行ったぞ~という証拠写真だけ。

Mafarda

そこで次のお勧め場所カミニートに向かいます。ここにこんなに人がいなければ、面白い場所かも知れないと思いつつ、やっぱり観光地だよな~というがっかり感のほうが大きい。やっぱり土産物屋って、その場所のよさを台無しにする破壊力がありますよね。とかなんとか、ねじくれたことを考えつつ、土産物小路を冷やかしてると、どこからともなく聞こえるバンドネオンの調べ。

Bandneon

そういえば… ふあんふあんふあんふあんふあ~ん(回想シーンに入る音楽ね)今をさかのぼること10数年前(今、調べてみたら97年だって、17年前ですわよ、奥さん)「タンゴ・レッスン」という映画がありました。私はそれを見て、いつかブエノスアイレスに行くことがあったら、街角から聞こえてくるバンドネオンに合わせて踊れるようになりたい! と思ってアルゼンチンタンゴを習ってた時があった。つ・ま・り 今がそのとき! でも、全部忘れたので踊られへん。がっくりうなだれながらメインストリートのほうに戻ってくると、カフェの前でなぜかセビジャーナスを踊っている男女が…。そういえばわたし、スペインにいるときにセビジャーナスも習ってた! それも全部忘れた! そう言えば子供のときはピアノも習ってたし、バレエも習ってたし、中学生のときはクラシックギターも習ってた! そして現在、何一つ身についておりません!!! え?

家に帰ったらポケットWi-fiの持ち主である、新井さんがものすごい粘りを発揮してアルゼンチンでのAPNとUsernameとPasswordを割り出してくれて、使えるようになったー。Claroの兄ちゃん、新井さんの爪の垢でも煎じて飲むがよい、と思っていたのだけど、そこから2日たっている現在、結果から言うと家の中では使えるのに外ではつなげないという状況。

Day4
家のメンバーに動きがあった。実は私1人で過ごしてると思っていたのだけど、実は出かけてるとき以外は個室に閉じこもりっぱなしだった名前も知らない子が旅立ち、イグアスに旅行中だった相部屋の相手が戻ってきて、旅立った子の代わりに新しい人がやってきた。ここでメンバーを紹介をしよう。相部屋メンバー:アナ、ポルトガル出身。個室メンバー:アーニャ、ドイツ出身。そしてわたし、カンナ、ジャパン出身。ほぼ同じ名前のメンバーでお送りしております。アナもアーニャもスペイン語を話すので、サロンではスペイン語と英語で会話をしています。

午後は水曜日と土曜日だけ開いているというオーガニックな市場ガルポン・オルガニコへ行く。フェデリコ・ラクロセ駅のそばにあるのだけど、バスを降りたときの場末感がハンパなかった。終着駅らしく、うち捨てられた列車がところどころにあり、どうやら利用して人が住んでるっぽいのだ。お、最近流行のタイニーハウスか? さすがサステナブル。中へ入ってみると、アーユルベーダのオイル、野菜、チーズやソーセージ、肉、はちみつ、ジャム、ワイン、ビールなどの店があった。私は野菜を買って帰るつもりだったんだけど、見たところあんまり元気がなさそうで、どれも買う気がしなかった。なんとなく、ローマで行ったCampagna Amicaみたいに商品があふれんばかりに並んでいるのを想像していたので、棚のスカスカ感はキューバを思わせた。でも、結構な距離をバスに乗って来たので、このまま帰るのもなんだしと思って、生姜+ミント入りレモネードを飲んだ。想像してたのと違ってほとんど甘くなく、青海苔のように細かくなったミントが浮遊していて、生姜は? と思ったけど飲んだら体がホカホカしたので一応入ってたんだなと思いました。

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住んでる気配あり

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ランプシェードはペットボトルのアップサイクル

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スパイラルガーデン?

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おそらくビンは明かり取りではなく強度を増すために入れてる模様

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古タイヤも使います

あと、ブエノスでパーマカルチャー的な活動をしているところに見学に行きたいので、外で本を売っていた兄ちゃんにお勧めの場所を聞いてみたのだけど、「そんなんめっちゃあるし、言われへん。中でGuia urbana organicaって小冊子もらったらいいよ」って、個別の場所は教えてもらえなかった。ただ、Web上のサイトのことは教えてくれた。それでもう1回中に入って聞いてみたけど、小冊子はもうなくなっているようだった。

家に帰るとアナが今日はLa noche de los museos(ミュージアムの夜)で、夜の8時から明け方3時まで200以上の美術館や博物館が無料で開かれると言うので、私もお供をすることに。わたしは人ごみが嫌いで、どちらかというと無料の日は人が多いからめんどくせって思うタイプなんだけど、今年の自分に課しているミッションとして、誘われたら断らない、普段自分がやらなそうなことほどやってみる、というのがあるので、二つ返事で行きました。

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まずはプラネタリウムの横でオーケストラの生演奏を聴きました。プラネタリウムの上空に急に上に上昇したり横に動いたりと不審な動きをする赤い光が… すわっ UFOかと思ったけど(本当は1ミリも思ってないけど)、まあドローンでしょうな。ドローンにUFOの形のイルミネーションを積んで飛ばしたら、結構本物ぽく見えるかも。

適当に切り上げて二日連続でボカへ。昨日は行ってないキンケラ・マルティン美術館へ行き、モラ・ゴドイ(私は知らなかったけど有名なダンサーらしい)が踊るのを見た。もうずっと立ちっぱなしだったので、何とか座ろうと入ったぼったくりカフェで食べたアイスクリームが前日食べた定食より高かった。そもそもの値段がぼったくりなのに、お勘定を頼んだらしれっとした顔で100ペソ以上金額を乗せた計算書を持ってきた。随分となめられたものです。もちろん、食べた分しか払ってないです。

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