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2014.11.24

ブエノスアイレス・モンテビデオ・ダイアリー

Day7

あっという間に一週間が過ぎ、この家での滞在も最終日なのに次の宿が決まっていない。次の宿はカウチサーフィンでと思って、前夜に送っていたリクエストを確認しようとつないでみると…  システム入れ替えのために48時間ご迷惑をおかけします的なメッセージが。何事も早め早めの対応が大事ってことですよね~と、人生で何百回目かの同じ反省を一瞬だけして、再びAirbnbでモンテビデオの宿を探す。が、最初にリクエストを送った相手がIDの認証を求めていたので、パスポートをウェブカメラで撮って送ったり、Linkedin(登録はしてるけど、まったく何も活動はしてない)のアカウントと連動させたり、動画を撮ったりしたのだけど、まだ不十分なのでGoogleのアカウントとの連動を求められたり(いまどき珍しくGoogleアカウントは持っていない)電話番号の登録を求められたりして、一向にベリファイされないの。電話番号は確認のために電話がかかってくるかショートメッセージが送られてくるらしいのだが、俺は旅行中。一応、留守番氏がいるのだけど、私の部屋には入れないから確認はできない。不幸中の幸いはPCを持参していたこと。というのも家の誰もが使っていいPCが壊れていたのでアナはかなりご立腹だったからだ。これでパソコン使えへん状況やったら確実に死んでたわ~。よかったぁ、持ってきてて。

話はそれるけど、泊まっている家は目抜き通りといってもいいサンタフェ通りにあるし、熱いお湯も出るし、多分普通よりもいいほうの家だと思うのだけど、家の中のあらゆるものがちょっとずつ壊れている。家のドアは開けようと取っ手を回すとすっぽ抜けるし、お鍋のふたの上についている取っ手はないから、お米を炊くときに湯気が出放題だし、最初にパソコンのマウスが使えなくなって、その次にパソコン自体が起動しなくなった。だからこんなにFerreteriaが多いのか、と妙に納得。でも、道は穴ぼこだらけだし、そこら中の道が掘り返されたままでほったらかしなので、この家だけの問題じゃないんだろう。きっと。閑話休題。

で、最初に泊まろうと思っていた家をあきらめて、別の所にリクエストを出そうとするのだけど、認証を終えろとアラートが出る。これまでずっとこのステイタスでブエノスアイレスの宿を決めてきたので、もしかしたらモンテビデオの人は用心深いのかな? と思って、別の場所に行くことも考え始める。思い切ってティグレとか、ロサリオに行ってみるかとか、22日から始まるマルデルプラタ映画祭に行くのも悪くないねとか。でも、とりあえずブエノスに残ろうと探し始めると、やっぱり認証を終えろと言ってくる。どうやら認証を終えないと誰にもリクエストを送れないことが判明。この辺りからかる~くプレッシャーがかかってきますよね。明日からの宿どうすんのんって。何とかAirbnbに連絡して日本人スタッフとやり取りしてマニュアルで認証してもらった。そのときに「これからは是非ご旅行の際は繋がるお電話をお持ちになってご旅行頂ければと思います。」と書かれていたのだけど、言葉は丁寧だけど超余計なお世話だと思った。だって、あーた、世の中のすべての人がシムフリーの電話を持ってるわけじゃないっての。しかもそんなに電話の認証が大切なら、私が日本で予約を入れてたときに言ってくれって思ったけど、もちろんそんなそぶりは1ミリたりとも匂わせずに「ありがとうございました」とだけ、返信しておいた。

やっと最初に送った家にリクエストを送り、すぐに返事が来て交渉成立。しかし、このベリファイの作業に午前中いっぱいどころか15時ぐらいまでかかってしまった。とりあえずモンテビデオに行けることになったのでフェリーのチケットを買いに港へ向かった。この建物には交代で24時間ポルテロがいる。認識しているだけで4人ぐらいいるんだけど、私が下りていくと何度か見かけたことのあるポルテロが「オラ! カンナ」と挨拶してくれた。実は前から、かんなと呼びかけられてる気がしてたんだけど、自己紹介したわけじゃないので、聞き間違いかなと思ってた。でも、3度目の正直で、はっきり名前を呼ばれていると確信したので、名前を聞いた。彼の名前はセサル。今日は最終日なのでもうちょっと早く名前を聞けばよかった。


Day8

起きて荷造りをしていたら雨が降っている。お陰で買ったはいいけど晴天続きで不要になりかけていた長袖が役に立つ。港についたら、旅行者がのきなみダウンとかフリース着てるやん。道理で寒いと思ったよ。今朝、荷造りのために仕舞いなおしたダウンを再び出して来た。ユニクロのめっちゃ小さくなるダウン、これほんと便利。大時化だったのか(川でも時化って言うのか分からないけど)かなりのちんさむを体験した。思わず顔がニヤニヤしてしまい、ふふふと笑い声がもれてしまう。実を言うと地震の揺れに関しても、その後の被害を考えなければ、揺れそのものはいつも面白くて、どちらかというとワクワクするタイプ。そしてコロニアに到着するとブエノス側の豪華なロビーとは間逆のうらぶれ感! いいよ、いいよ。すごくいい。2時間ぐらい街を散策するつもりで2時間後のバスのチケットを買う。

ところで、フェリーのチケットを買うときに1時間で着くと思ってたのに、出発が12時で到着が14時だと言うので、「2時間もかかるんですか?」と聞いたら、1時間の時差があることを教えられた。あんなに近いのに不思議。コロニアは古い町並みが世界遺産になっているのに、圧倒的に人がいない。地元の人もまばらだが、観光客もそれほど多くない。誰も人のいない道がたくさんある。俄然、写真を撮りたい気分が沸いてくる。そんなところもすごくいい!

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こう見えてもCitibank

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こうして2時間ほどコロニア・デル・サクラメントの町をぶらぶらしてモンテビデオへ。バスの前方に「No hable con el conductor(運転手に話しかけないでください)」の注意書きが。そういえば、スペインの市内を走るバス(マラガは確実、バルセロナは覚えてない)にも同じ注意書きがあったが、気にせずガンガン話しかけてるおばちゃんを見かけて、「だからか」と思ったよなぁ。そしてこのコロニアからモンテビデオへのバスは直通ではなくて、途中でちょいちょいバスターミナルに停まって、別の市バスや長距離バスと連動しているようだった。これがパンパか? と思われる一面に広がる平野では放牧されている牛だけでなく、たまにつながれた馬もいて草を食んでいた。

家はバスターミナルの近くだったのだけど、着くのが20:30だったので迎えに来てもらう。そして、スーツケースをゴロゴロ押しながら家へ向かう途中、ローラーブレードを履いた男の子とすれ違ったとたん、彼女が声を上げてハグをしていた。何と久しぶりに会う従兄弟らしい。なに、この映画の導入部みたいな展開。そこから急遽一緒に飲みに行く話がまとまり、とりあえず家に荷物を置きに行く。彼女の家は2階(つまり日本で言うところの3階)にあって、エレベーターはない。スーツケースはパソコンや間違って買った米2キロが入っていて、私にとってはめっちゃ重いんだけど、サンティ(いとこね)が、こんなの何でもないって風にローラーブレードを履いたまま運んでくれて超助かった。

本日、泊めてくれる家の子はアナイちゃん。17年間イタリアに住んでいて、2ヶ月前にモンテビデオに戻ってきたそう。飲みに行く前に腹ごしらえ。ファーストフードっぽい店構えのエンパナーダス屋さんへ。ここは目の前で作っていて、注文のたびに焼いていた。ただ、作りたてのものを焼くのではなく、焼くときは冷蔵ケースから出していたけど、もしかしたら若干生地を休ませるほうがいいのかも。あるいは包む作業と注文には何の関連性もなくて、手が空いたときに包んでいるだけかもしれない。お客さんがひっきりなしに来ていたので、人気のお店のようだった。実はコロニアでも食べたんだけど、注文したら厨房から出てきた人が店内の冷凍ケースから1つつかんで戻っていったので、「え? 冷凍?」って一瞬思ったんだけど、その場で揚げてくれて美味しかった。揚げるタイプもあるらしい。

いよいよ飲みに行くのか? と思ったが食品店でビールとガラナを買う。ビールは1.5リットルぐらいあるサイズで、それを歩きながら回し飲みするんだけど、小さいサイズならともかくその大きさになると歩きながら飲むのは難しい。一旦立ち止まらないとこぼれそうになる。「このサイズを歩きながら飲むの難しいね」と言ったら、「私たちはずっとやってるから慣れてるからね」と。歩き飲みしながらランブラスへ。私にとってランブラスというとバルセロナの海に向かって垂直に通るランブラス通りだけど、モンテビデオのランブラスは川沿いを取り囲むように通っている。ランブラスにローラーブレードやスケボー用をするパークがあり、そこでサンティの仲間たちと合流。ここでテイクアウトしてきたエンパナーダスを食べたけど、熱々で美味しかったです。シーフードやレバノン風ってのもあった。今後は勝手に日本風メニューも考えたい。

ひとしきり滑るのをみたり、おしゃべりした後、やっとバルへ。ウルグアイのお酒ということで頼んだのがグラパミエル。その名のとおり蜂蜜のグラッパで完全にデザートでした。(私はお酒として飲むものは辛口が好き。ただし、デザートとしてなら甘いお酒もありというタイプ)あと、皆がよく飲んでいたのがフェルネットブランカをコーラで割ったもの。これ、Hisakoさんが持ってきてくれて、私たちは「仁丹」と呼んでいるお酒じゃないの。ちょっと飲ませてもらったけど、仁丹味のコーラだった。イタリアではコーヒーに入れることが多いそうです。よく注意してみたら、モンテビデオでもブエノスアイレスでもそこら中で売ってます。

飲みながらアナイと政治の話など。日本でも世界一貧乏な大統領としてそのスピーチがいいね! されまくってるムヒカ大統領の話や、ラテンアメリカにあった独裁政権の話を聞いた。チリやアルゼンチンの軍事独裁政権のことは、わりと映画にもなっているので知っていたけど(私の知識のほとんどは映画から得られている)ウルグアイやパラグアイにも独裁政権があったこと、特にパラグアイは30年以上も続いてことを初めて知った。なんというか、とてもひどいことが起きていても世界から知られない小国の悲しさを感じました。とりあえず、ムヒカ大統領はペペと呼ばれて、皆さんからとても愛されているのはよく分かった。そんな夜。

Montevideo

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2014.11.19

ブエノスアイレス・ダイアリー4

Day5

午前中は野窓1本。説明しよう。野窓とは野原でウンドウズPCを開いて仕事をすること。転じていわゆるノマドを指す。って、これこの前同業者の飲み会で、「最近ノマドの意味を知ったの」と彼女独自の定義を教えてもらいました。いわゆるノマドの人たちはMacBookAirを使っていることが多いので、Windows派の私は今後“野窓”を推したいと思います。

着いたときからこの街の危険度についてずっと考えている。最初に大家のカミーラはニューヨークやパリに行ったことがあるなら、そこと同じと思うようにと言った。ものすごく危険な場所ではないが、エリアによっては近づかないほうがいい場所があるし、何はともあれ普段から注意しておけという意味と理解した。だが、同室のアナはこの辺(パレルモ)はともかく、セントロは危険だから出かける気がしないというようなことをずっと言っている。彼女はタンゴを習うために来てすでに3週間経っていて、街にうんざりしているように思える。私自身の体感ではリスボン(彼女の住んでる街)とそんなに違うようは感じられない。リスボンは確かに女の一人歩きが安心してできる街だけど、エリアによっては所在なさげに立っている黒人の男たち(というと差別的に聞こえるかもしれないけど)がじっとこっちを見ているような場所もあったし、そんなに違うかな?。でもよく考えたら、バルセロナにいるときは当時の呼び名でバリオ・チノ(現在のラバル)に毎週のように飲みに行ってたし、東京でも歌舞伎町の裏の怪しげなバーに行ったりするから、普通の女性よりも危険と感じるハードルが高いのかもしれない。でも、一見怪しいけど面白い場所と本当に危ない所の区別はつくつもりだし、本気でヤバい場所には近づいてないつもりなんだけどねぇ。

よく、外国人は日本人が電車の中で眠っているのを見て、日本が安全であることを実感するらしいけど、見渡してみるとブエノスの地下鉄でも居眠りしている人は何人もいる。別に人生を捨ててるタイプじゃない。それにセントロにだって、普通におばあちゃんとか子供連れとか歩いてるし、みんな結構スマホ見てるよ。だからまあ手荷物に気をつけるぐらいでいいのではないかな?

今日は40ペソでバレエが見られるというので、アナと待ち合わせてたのだが、結局待ってた場所が違っていたのと、うまく連絡がつかず待ちぼうけ。なかなか街の方向をつかめないので、もっと体に馴染ませたいのだけど、混乱する理由が紙の地図とグーグル及びウェブに出てくる地図の天地が逆なこと。紙の地図は大体川が下にあって、つまり上が南になっているがグーグルマップは北が上なので、方向音痴にはさらに混乱するトラップがいっぱいなのです。

あと今回は食べる場所についての嗅覚がうまく働いてない。私はサンドイッチとかピザとかじゃなくて、労働者や老人が食べに来るような家庭料理っぽいものを出してる定食屋でがっつり日替わり定食を食べたいのだけど、うまく見つけられないでいる。エリアが間違ってるんか? それとも家庭料理は肉を焼くばっかりなのか? 初日に行ったLucioはよかった。その次のオープンすぎるサンドイッチもまあまあ。でも、昨日と今日の店では肩を落として店を出ることになったので、もう自炊しようと思ってスーパーに行くと見たことのない野菜を発見。

Zapallo

近くにいたセニョーラに食べ方を聞くと、ゆでるか、細かく切って炒めるといいとのこと。どうも若いカボチャらしい。「おいしいですか?」って聞いたら、「まあ、奇跡のようにおいしいわけじゃないわよ」って、ブエノスのおばちゃんたちは、みんな正直すぎる。「私はこっちのほうが好き」といわゆるカボチャを指してたので、「食べたことがないので試してみます」というと「2つだけにしときなさい」って言われたので2つだけ買いました。味はズッキーニみたいな感じ。確かにズッキーニもカボチャの仲間だもんね。

あと、日差しがきつくてサングラスを買おうかと思うのだけど問題がある。それはサングラスをするならコンタクトをしなければならず、コンタクトをすると遠くはよく見えるが手元の文字が見えなくなるお年頃だということ。眼鏡屋をのぞいてみるんだけど、レイバンの文字を見るだけで、例の勝手なタグ付けのことを思い出して「くわばら、くわばら」って退散してるから、レイバンはマーケティングを完全に間違えたと思う。


Day6

朝から停電。こういう起こりそうなトラブルは全部体験させようという魂胆かしら? 停電するとネットにつなげないので次の予定を立てたり、調べたりができなくて困る。

前の晩は蚊に6箇所ぐらい刺されて悩まされ、ムヒを塗りたくったので夏を実感する。アナは蚊に刺されやすく、どこにいても自分だけが刺されるのに、自分より蚊に刺されやすい人がいてラッキーと言っていた。私自分より刺されやすい人とも一緒だったときに助かった~と思ったので、気持ちは分かります。アナが習っているタンゴの初心者クラス(50ペソだって)へ連れて行ってもらう予定だったのだが、本人はお金を節約したいので今日は行かないというから1人で行ってみる。結果を先に言うと「今日はクラスないよ」と門前払い。昨日と言い今日と言い、あれ? もしかして、私いじわるされてる? という疑念が一瞬わいたのだけど、停電でエレベーターに閉じ込められたおじいさんを助けに行き、この建物の住人は誰も助けないなんて信じられないと怒ってたので、そう悪い人だとは思えず、たまたまなんだろう。

レコレタの辺りにいたので、ルンファルドの辞書を買おうと本屋めぐり。まずはCuspideへ。 店には無かったが“Nuevo diccionario de Lunfardo”(2004)と“Diccionario de Lunfardo”(2010)さらに“Che boludo”というのもあると調べてくれた。私としては一番最後のが気になる。店を出るときに「Suerte!」(幸運を祈る)と言われたので、もしかしたらあんまりないのかも。次にブエノスアイレス特集には必ずと言っていいほど載っている元劇場を改装したEl Ateneoへ。ここ一応チェーンなんだね。ここでイケメンヒゲに在庫を聞くと「ない」とさわやかな笑顔で即答。私はてっきり棚を見たり、パソコンで調べると思ったので「え? ないって知ってるの?」と言ったら笑っていた。ちなみに彼は日本語のクラスを取っていたことがあるらしい。「どれくらいのレベルなの?」と聞いたら「初心者でとてもとても」と言ってた。何か話してみと言おうかと思ったがやめておいた。

本当は元舞台部分のカフェで何か飲もうと思ってたのだけど、カフェにたどり着く前に、若ヒゲイケメンに近くの別の本屋を紹介してもらったので、行きがかり上店を出た。また今度ちゃんと茶をしばきにくる。で、私は「僕と未来とブエノスアイレス」のガレリアに当たらないかな~と漠然と思いながら、ガレリアがあると入ってみるのだけど、そりゃもうそこら中にあるよね。例によってブラブラ冷やかしていたら奥のほうの店のおじさんが、「何か探してるのかい?」って話しかけてきた。そこで立ち話をすることになったのだけど、どこから来たの? と聞く。私は国籍を聞かれたとき、嘘はつかずに正直に日本人だと答えるが、一応警戒する。だって世界一カモられ易い人種じゃない? だから、そう簡単には騙されないタイプの日本人ですよっていうオーラを出す。で、また結果から言うとこのおじいちゃんは、本当に気のいいシリア人で東洋人ということで日本人にシンパシーを感じているようだった。あと勤勉さをやたらと誉められた(私、どっちかというと例外のほうの日本人なのに…) はからずも私が聞いてもいないのにお勧めの場所を教えてくれだした。

そうそう、ここのところ滞っていたけど、そう言えば私はダーツの旅をしてる最中だった。おじいちゃんの名前はエルネスト。写真をとってもいい? と聞いたら「写真うつりが悪いからやめて~」って何、その乙女な感じ。めっちゃかわいかったけど、写真はありません。ちなみにお勧めの場所は映画館があって女の子がすきそうというPatio Bullrich
ほぼお高い物しか置いてないモールでした。

ちなみにエルネストには「そこに行ったら、マクドナルドもあるし、フレドでコーヒーを飲んでもいい、スシもあるよ。何でもあるけど、ちゃんと値段を見るんだよ」って噛んで含めるように言って聞かされた。私のこと、どんだけ頼りない子供だと思ってるんだろう? エルネスト、私もう手元が見えにくいお年頃だよ。

Akiba
こちらのお店も高級ブランドでしたが、使う地名間違えてると思う。

帰りの地下鉄で同じ車両の反対側の端に乗ってきた男の人。よくあるいつもの物乞いかと思ったのだけど、一向にこっちへやってくる気配がない。何かを語っているのか、ライムを刻んでいるのか、ひとしきり終えると周りの人が拍手してる。そしてずっと同じ場所でやってたけど、お金を集めてる様子もなかった。いつお金をもらうつもりだったんだろう。ところで、地下鉄やバスに乗ってて思うのは、子供がとても大切にされているということです。もしかしたら老人以上かも。子供連れの人が乗ってくると、誰かがさっと席を立ち、親じゃなくて子供を座らせている。あの反応の早さは老人が乗ってきたときよりも早い気がしたなぁ。まさにお子様だと思いました。

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2014.11.17

ブエノスアイレス・ダイアリー3

Day3

朝から3時間ぐらいポケットWi-fiの設定に悪戦苦闘。借りたアイフォンがSIMフリーではないので、ポケットWi-fiが動かないと外では通信ができないのである。結局、SIMを買った場所に聞きに行ったのだけど、設定に必要な情報は自動的にダウンロードされるから分からない、そして返金はできないと言われる。あ~、はいはい。でも、よく考えたら、ここ10年でおばちゃんスキル(もはやスキルというよりも属性か?)が格段に上がり、知らない人に話しかけるのに何の躊躇もなくなったので、ひたすら聞きまくるという作戦で乗り越えられそうだし、もういいかという気分に。ちなみにSIM代は10ペソ、1日2.5ペソでインターネットにつなげるという契約で、とりあえずチャージしたのが30ペソ。なので、まあ、あきらめてもいいかな。

その後、古着屋に行ってGジャンと長袖のカットソーを買ったのだが…

歩きながら食べようとパン屋でエンパナーダを1つ買ったときに、「他に何か?」と聞かれたんで「お勧めあります?」と聞いたら、おばちゃんいわく「ない!」とのこと。ないんかい。思わずわろてもうたがな。その後おばちゃんは「パンにお勧めも何もあるかいな」って独り言のように言っていた。歩きながら食べたら、かなり冷たくなってて、確かにこれは勧められんな、と思った。

午後からはアドリアンのお勧めのサンテルモへ。その辺のカフェでお昼を食べる。Chivitoって何? と聞いたらサンドイッチと言われたのだけど、オープンサンドイッチにもほどがあるものが運ばれてきた。

Chivito

そして店の前に黒板があり、何やら意味深な言葉が…。誰かの格言かと思って店のお姉さんにこのJ・Sって誰? と聞いたらホアキン・サビーナとのこと。ホアキン・サビーナというのは主に80年代に活躍した反骨のロッカー。多分聞いたことはあるけど、どんな曲? と言われても思いつくものはないのだけれど、寒い日には「さみい、さみい、サミー・デービスJr」か「さびーな、さびーな、ホアキン・サビーナ」と口をついて出てくる程度には馴染みがあります。

Js

さて、もらった地図にマファルダの絵が描いてあったので、何かマファルダ関連のものがあるのかと思ってそっちのほうに行ったらベンチに座ってるマファルダの像があった。友だちがいるとマファルダと一緒に座ってる写真が撮れるのだろうけど、特にマファルダに思い入れはないので、現場に行ったぞ~という証拠写真だけ。

Mafarda

そこで次のお勧め場所カミニートに向かいます。ここにこんなに人がいなければ、面白い場所かも知れないと思いつつ、やっぱり観光地だよな~というがっかり感のほうが大きい。やっぱり土産物屋って、その場所のよさを台無しにする破壊力がありますよね。とかなんとか、ねじくれたことを考えつつ、土産物小路を冷やかしてると、どこからともなく聞こえるバンドネオンの調べ。

Bandneon

そういえば… ふあんふあんふあんふあんふあ~ん(回想シーンに入る音楽ね)今をさかのぼること10数年前(今、調べてみたら97年だって、17年前ですわよ、奥さん)「タンゴ・レッスン」という映画がありました。私はそれを見て、いつかブエノスアイレスに行くことがあったら、街角から聞こえてくるバンドネオンに合わせて踊れるようになりたい! と思ってアルゼンチンタンゴを習ってた時があった。つ・ま・り 今がそのとき! でも、全部忘れたので踊られへん。がっくりうなだれながらメインストリートのほうに戻ってくると、カフェの前でなぜかセビジャーナスを踊っている男女が…。そういえばわたし、スペインにいるときにセビジャーナスも習ってた! それも全部忘れた! そう言えば子供のときはピアノも習ってたし、バレエも習ってたし、中学生のときはクラシックギターも習ってた! そして現在、何一つ身についておりません!!! え?

家に帰ったらポケットWi-fiの持ち主である、新井さんがものすごい粘りを発揮してアルゼンチンでのAPNとUsernameとPasswordを割り出してくれて、使えるようになったー。Claroの兄ちゃん、新井さんの爪の垢でも煎じて飲むがよい、と思っていたのだけど、そこから2日たっている現在、結果から言うと家の中では使えるのに外ではつなげないという状況。

Day4
家のメンバーに動きがあった。実は私1人で過ごしてると思っていたのだけど、実は出かけてるとき以外は個室に閉じこもりっぱなしだった名前も知らない子が旅立ち、イグアスに旅行中だった相部屋の相手が戻ってきて、旅立った子の代わりに新しい人がやってきた。ここでメンバーを紹介をしよう。相部屋メンバー:アナ、ポルトガル出身。個室メンバー:アーニャ、ドイツ出身。そしてわたし、カンナ、ジャパン出身。ほぼ同じ名前のメンバーでお送りしております。アナもアーニャもスペイン語を話すので、サロンではスペイン語と英語で会話をしています。

午後は水曜日と土曜日だけ開いているというオーガニックな市場ガルポン・オルガニコへ行く。フェデリコ・ラクロセ駅のそばにあるのだけど、バスを降りたときの場末感がハンパなかった。終着駅らしく、うち捨てられた列車がところどころにあり、どうやら利用して人が住んでるっぽいのだ。お、最近流行のタイニーハウスか? さすがサステナブル。中へ入ってみると、アーユルベーダのオイル、野菜、チーズやソーセージ、肉、はちみつ、ジャム、ワイン、ビールなどの店があった。私は野菜を買って帰るつもりだったんだけど、見たところあんまり元気がなさそうで、どれも買う気がしなかった。なんとなく、ローマで行ったCampagna Amicaみたいに商品があふれんばかりに並んでいるのを想像していたので、棚のスカスカ感はキューバを思わせた。でも、結構な距離をバスに乗って来たので、このまま帰るのもなんだしと思って、生姜+ミント入りレモネードを飲んだ。想像してたのと違ってほとんど甘くなく、青海苔のように細かくなったミントが浮遊していて、生姜は? と思ったけど飲んだら体がホカホカしたので一応入ってたんだなと思いました。

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住んでる気配あり

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ランプシェードはペットボトルのアップサイクル

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スパイラルガーデン?

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おそらくビンは明かり取りではなく強度を増すために入れてる模様

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古タイヤも使います

あと、ブエノスでパーマカルチャー的な活動をしているところに見学に行きたいので、外で本を売っていた兄ちゃんにお勧めの場所を聞いてみたのだけど、「そんなんめっちゃあるし、言われへん。中でGuia urbana organicaって小冊子もらったらいいよ」って、個別の場所は教えてもらえなかった。ただ、Web上のサイトのことは教えてくれた。それでもう1回中に入って聞いてみたけど、小冊子はもうなくなっているようだった。

家に帰るとアナが今日はLa noche de los museos(ミュージアムの夜)で、夜の8時から明け方3時まで200以上の美術館や博物館が無料で開かれると言うので、私もお供をすることに。わたしは人ごみが嫌いで、どちらかというと無料の日は人が多いからめんどくせって思うタイプなんだけど、今年の自分に課しているミッションとして、誘われたら断らない、普段自分がやらなそうなことほどやってみる、というのがあるので、二つ返事で行きました。

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まずはプラネタリウムの横でオーケストラの生演奏を聴きました。プラネタリウムの上空に急に上に上昇したり横に動いたりと不審な動きをする赤い光が… すわっ UFOかと思ったけど(本当は1ミリも思ってないけど)、まあドローンでしょうな。ドローンにUFOの形のイルミネーションを積んで飛ばしたら、結構本物ぽく見えるかも。

適当に切り上げて二日連続でボカへ。昨日は行ってないキンケラ・マルティン美術館へ行き、モラ・ゴドイ(私は知らなかったけど有名なダンサーらしい)が踊るのを見た。もうずっと立ちっぱなしだったので、何とか座ろうと入ったぼったくりカフェで食べたアイスクリームが前日食べた定食より高かった。そもそもの値段がぼったくりなのに、お勘定を頼んだらしれっとした顔で100ペソ以上金額を乗せた計算書を持ってきた。随分となめられたものです。もちろん、食べた分しか払ってないです。

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2014.11.15

ブエノスアイレス・ダイアリー2

Day2

2日目にして、すでにお風呂に入りたくなっている。
あとマットレスが柔らかすぎて、腰が痛いので誰かにテルミーかマッサージして欲しい。

これから行く人の参考になりそうなものについてのみ、お金のことをつまびらかにしてみようと思います。まぁ、個人的に何を買ったとかは書かないけど。

最初の空港から市内までのリムジンバス。事前情報ではプエルト・マデロまで80ペソ、そこからタクシーに乗ってモンセラートエリアまで30ペソぐらいと聞いていたのだけど、空港でいきなり165ペソと言われた。えーーーっ、倍以上じゃないっすかと思ったけど、ああいう窓口の人がウソを言うわけないので、カードで支払ったのだけど、これはどうやらプエルト・マデロからのタクシー代も含まれていた模様。なので、モンセラートよりもパレルモのほうが離れていることを考えると、妥当な線かな。でも多少の値上がりはしているのかも。

あと、両替ね。カミーラちゃん(誰かに似ているとずっと思っていたのだけど、本日、山川恵里佳だったと判明)に教えてもらったレートが出てるサイト

ここを見てから行くといい。左側が公式レートで右側の青レート(なぜ青なのかは分からない)が非公式のレートなので、両替屋でレートを聞くと、それに近い数字が出てくる。

カミーラは青レートより若干少ないぐらいだけど、参考にするといいと。で、昨日は12.95だったんですよ。で、両替屋でレートを聞いたら12.30と紙に書いてくれた。だけど計算書見たら13.30になってて、お金も13.30でくれた。ただ、紙は見せた後すぐに引っ込めちゃったので、私の見間違いで本当は13.30と書いてたのかもしれないけど、まぁ、私はお姉さんがうっかりやっちまったのだと思ってる。お姉さんありがとう。

ところで、昨日から実は失敗したなと思ってた。
もうすっかり夏かと思ってたし、日本人は日焼け対策しすぎて夏でも長袖を着てるのが浮いてると書いてあるのを読んで、夏服しか持ってきてない。例外は帰国日用のタートルセーターを1着とユニクロのものすごく小さくなるダウン。空港に着いたらうんざりするような暑さが待っていると勝手に思っていたのだけど、長袖のカットソーのまま一歩外に出てみたらすごしやすい気候。あ、やってもうた。よく考えたら私は自宅以外は冷房で寒い場所が多いから夏でも長袖を着ているタイプだった…。これ本格的に暑くなって、エアコンがガンガン効きだしても、やっぱり長袖要るかも。だから今は部屋の中でノースリーブの上にユニクロのダウン着てる。さすがに外にダウンは着ていけないから、上が薄着で寒いなら靴下をさらに履けという冷えとりの教えに則って、久しぶりに靴下4枚はいてます。(日本にいるときは2枚程度のことが多い)

今日はまずSIMを買い、アルゼンチン版SuicaのSUBEカードを買い、地下鉄でも乗ろうかなと思ったのだけど、各線がまるで杉並区の私鉄のように並行して走っていてなかなか他の線と交わらないのですこぶる使いにくい。なので、家があるパレルモ近辺からレコレタ辺りまでを思いつくままプラプラと歩くことに。遅めのお昼は Scalabrini OrtízとGüemesの角にある「Lucio」にて。ここで旅の目的のひとつ、人任せで行き先を決めようと給仕をしてくれたアドリアンに2つ質問しました。まず1つ目は私(観光客とか、女であるとか、彼が考える人物)に対してお勧めの場所。2つ目は彼のお気に入りの場所を教えてくださいと。

1. カミニート
2. サンテルモ地区、ミクロセントロ

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すっごいざっくりとした地区が来た。私としては○○のレストランとか、バルとか、美術館とか、店とかそういうものを想像してたけど、地区が来ました。明日、行ってみようと思います。ところで、アドリアンは料理を持ってくるたびに「ニーニャにどうぞ」って言ってたけど、多分、わたしは君より、君の母ちゃんとのほうが歳近いで、て思ったけど黙っておいた。写真はアドリアンの分だけでよかったのだけど、写す気満々のおじさんが出てきたので、なぜか私まで入っております。

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実は前から映画などで見て薄々そうじゃないかと思ってたのだけど、実際にアルゼンチンにはFerreteriaが多い。日本語に訳すと金物屋ということになるのだろうけど、日本の金物屋さんて鍋とかおろし金とかを売ってるけど、Ferreteriaはネジとかナットとかを主に売っている。そんなにしょっちゅうネジとか買いにくるもんかね? と思っていたのだけど、窓屋さんがあるぐらいだから、それで十分生計が立てられるのかもね。(プチ情報:アウストリア通りには、窓、タイル、塗料などの店が点在しているのでDIY好きにはたまらん)

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そのまま歩いていると2階が公園みたいになっている場所があったので上がってみると、そこから建物に入るとRayuelaという文字が見えたので、そういえば今年はコルタサルイヤーだし、入ってみたMuseo del Libro y de la Lengua(本と言葉の博物館) 意欲的ではあるけれど、すごく面白いかと言われたら微妙なインスタレーションでした。って、このくだりを喜ぶのはおそらくU先生だけ。そのままさらに歩いて、昨日は前を通り過ぎただけの国立美術館へ。なぜ昨日入らなかったかというと、課外学習に重なったのか子供がいっぱいいたので、ちょっと面倒くさかったから。しかし、今日は大人がたくさん前にたむろしていたので、美術館の人に「今日は何かあるのですか?」と聞いたら、「あっち側がエル・グレコで、そっちは運命の誘惑をやってる」って、それは外の看板を見たら分かるっちゅうねん。なので、重ねて「こんなにたくさん人がいるのはなぜ?」と言ってみたら「ただだから」って身も蓋もない答え。

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2014.11.13

ブエノスアイレス・ダイアリー1

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Day1

着きました。
「今度アルゼンチンに行くんだ~」と言うたびに、いろんな人から何時間ぐらいかかるの? と聞かれたけど答えられなかったので飛行機が着陸したときに携帯にて日本時間を確認したら19:45。現地時間は7:45ということで28時間ぐらいですね。あと、時差が丸々12時間だと分かりました(そんなことも調べずに行ったんかい)

今回、最初に泊まるのはAirbnbで見つけたタンゴダンサー、カミーラちゃんのおうち。朝の8時着の飛行機で行くよと伝えたら、12時ごろに待ってますと言われた。最初、8時着なのに12時って遅すぎない? と思ったんだけど、ほら、そこはあれ、南米時間ってありますやん? そうか、それぐらいかかるのかもねって思ったんだ。そしたらいきなり15分も早く到着したじゃない? まあ、ドイツの会社だから時間通りで当たり前か、はいはい、イミグレに時間かかるのねーって思ってたのに、結構列が長かったわりにはサクサク進んだ。この時点で8:40。あれ? 2時間ぐらいかかる予定じゃないの? 

まずは両替するかと思ったら閉まってる。ちなみに今日は水曜日。土曜でも日曜でもない。街中へ向かうリムジンバスのチケット売り場で聞くと、空港の銀行は閉まってるが、街に行けば両替できるとのこと。それを聞いていた現地の人が「Tipico(あるあるよね)」と言っていた。で、まずはプエルト・マデロへ行き、両替してからバス乗り場に戻ってタクシーに乗れとのこと。確かにお金がなければカフェに入ることもできないので、まだ9時前だけどバス乗り場に向かった。ちなみにこのバスが出るのは30分おき。列に並んですぐにミニバンみたいなのが2台来たが、人を積みきれず、30分後の便に回されてほっとする。

何とかカミーラに連絡して早く着くことを知らせたい。友だちに借りたアイフォンはSimフリーではなく、別の友だちにSimフリーのWifiを借りている。なので、現時点での連絡はノラ電波を拾ってメールするしかないのだ。空港のロビー辺りには電波なし。そして9:30にやってきた今度は大型のリムジンバスの車体にWi-fiの文字が!!! 乗り込んで早速Airbnbのサイトからメッセージを送ろうとしたのだが、なぜか途中で電波が途切れて、その後つながることはなかった…。

そのリムジンバスは空港から街まで約1時間で着くとされている。街につくのは10:30そこから両替して12:00までどうやって時間をつぶそうかと考えていたら10:15には到着。あの~、多めに時間を見積もって、早めに着いてラッキーみたいな心遣い要りませんから(普段はありがたいけど)今日はその心遣いがすべて裏目に出てるよ。私のチケットは2つに別れていて、1つはプエルト・マデロまでのもの。もう1つはカミーラちゃんのピソまでのもの。で、バスターミナルのおじさんが「サンタフェ通りね」と言って、その2枚目をピリッとはがし、「中で待ってろ」と。私、両替したいんですけど、破られたら困るんですけど。そしたらば、「今日は銀行は全部休みだ」と。「もしかしてスト?」「そのとおり」
一応、両替屋に行って戻って来てタクシーに乗りたいと言ってみたのだけど、多分、破ってしまって面倒だったのか、「次のタクシーは何時か分からないから、とりあえずサンタフェまで行け」と言われてドナドナされました。

こういう何事もスムーズに行かない感じ、これこそが海外にキターーーー! という実感。楽しくなりそうです。

で、まあ45分ほど部屋の前で待ち、やっとカミーラちゃんと合流(後で聞くと、一応ここが家だけどほとんど彼氏の家で寝泊りしてるそう)相部屋にポルトガル人の女の子がいるらしいのだけど、今はイグアスに行ってるので今夜は私1人。ピソをシェアしてたときのように、女子でキャッキャ、ウフフすると思ってた私はまたしても、思ってたんとちゃうだったんだけど、初日はいろいろ疲れていたので結果的にはよかったです。

ところで、ブエノスアイレスに着いたときにアイフォンが日本時間でもないし、現地時間でもない不思議な時間を示していたのだけど、丸い玉をぐるんと1回転させたら現地時間表示なりました。スゲーーー。こんなんなるって知ってた? 多分、あの不思議な時間はフランクフルトの空港で、フリーのWifiを拾ったときに、現地時間になってたんだろうね。
あと、カミーラちゃんちのWifiを使っているせいか、サイト上に現れる広告がSantanderRioとか、ドメインがArになってるものが増えてきて、Googleが世界のどこまでも追いかけてくるような怖さを感じる。あいつら本気で世界征服を狙うとるで。

カミーラちゃんに教えてもらい、パレルモ(プラサ・イタリアが最寄の駅)からレコレタまで、レートのいい両替屋にとりあえず徒歩で(だって現金がないから)行ったんだけど、ブエノスアイレスは広い。私は方向音痴のため、知らない街に行くと、なるべく歩き回って地理関係を体にしみこませようとするんだけど、この大きさだと難しそうである。

両替屋に向かう途中で偶然、アドルフォ・ビオイ・カサーレスが住んでた家を発見し、帰りに通りかかったPalais de Glace(何て読むのか分からない。パレ・ド・グラス?)でErnest Pesce(こちらも読み方が分からないエルネスト・ペスセ? ペシェ?)のレトロスペクティブを見る。最初、写実的な水彩画を見てたときは、わたしが一番好きなタイプの作風ではないなと思ってたんだけど、娘や孫、さらには別のアーティストとの共同のシリーズとか、エロチカシリーズの中には、好きな感じもあり、幅広い作風を持っている人のよう。途中でなぜだかずっとNazarioのことを思い出していたので、わたしがずっと温めているナサリオのプロジェクトも本気出さなあかんと決意を新たにしたしだい。

写真は見かけたお犬様サービス。ビニール袋を提供してくれるなんて太っ腹やね。

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2014.11.12

フランクフルトより愛をこめて

気がつけば11月も半ば。「10年たっ展」からも、もうすでに1ヶ月すぎてる。ぎゃー。
その節は皆さまお集まりいただきましてありがとうございました。

こんな感じの展示だったんざますよ。

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あと、張り切って作った10周年のケーキが型を間違えて、70周年(だけど10に見えなくもないからいいの)になっていたことも、今となってはいい思い出です。いろんな方から10年続けるって並大抵じゃないよ、とか、もう10年もやってるんだ、見習いたい、などの過分なお褒めの言葉をいただきましたが、10年の歩みをまとめた映像を見た方は知っていると思いますが、事実上は活動停止というような年が数年ありまして、ぎゅうっと圧縮してみれば3年分ぐらいしかやってなかった。それなのに大きな顔をして10周年イベントをやってしまうずーずーしさが、この先も長く続ける秘訣かもしれません。(んなもん、言うたもん勝ちだろ、な?)

10cake

さて、今はブエノスアイレスへ向かう途中のフランクフルト。ブエノスでは、なるべく現地の人のお勧めに従って、普段の自分なら行きそうにないところへ行くというダーツの旅っぽいことをしてみようかと思います。その過程をここでもシェアできたらいいなとは思いますが、基本的にできないかもしれないことは約束しない性質なので、できるだけ頑張るとだけ言っておきます。

で、帰ってくるのは12月の6日なのだけど、帰ってすぐに構想3ヶ月夏ぐらいから温めていた和菓子のワークショップをやるよ。
家で和菓子が作れたら楽しいじゃない?

Photo

「ネリーキリスマス!」を合言葉に練りきりでクリスマスモチーフの和菓子を作ります。
なぬ? それ面白そうと思った人はここをチェックしてちょ。

12月14日の開催です。(要予約)

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