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2013.11.14

自作は続くよ、どこまでも

Rosa

部屋の片づけをしています。
古いPCを処分したり、プリンターを買い換えたり。
全体的に荷物を減らそうとしていますが、平行して捨てない暮らしもやってます。
じゃ、減らないじゃんって? ごもっとも。
捨てない暮らしは買わない暮らしと同時にやる必要があって、
次の「買わない」のための「捨てない」をやってます。

材料費を限りなくゼロに近づけて、欲しいものを作り出せるようになりたいんですよ、わ・た・しは!!!
そのために必要なのは技術、スキルであり、アートです。
悲しく、みすぼらしく、貧乏臭いものができてしまったら意味がない。
ゴミが別の形のゴミになっただけ。
(まあ、最初から不用品だから捨てるときの躊躇はないけどな)

というわけで、私の技術習得の旅は続いていて(旅の場所は主に自宅なんですけど)
次なるターゲットは食でございます。

前からずっと気になっていた飾り巻き寿司。
一応、自分なりにトライしてみたことはあるのです。
だけど、圧のかけ方とか、ご飯を置く場所とか、具材を置く位置とか、
多分いろんなことが、ちょっとずつ間違ってたんでしょうな。
一度たりとも、これだ! っていうのができたことはありません。
切ってるうちにボロボロ崩れてくるし。

ここはやっぱり基礎を学んでおく必要があると思ったので先生をお呼びしてワークショップをやります。
定員までまだまだ空きがあるので、興味がある方はぜひ。

私の最終目標はオリジナル万華鏡巻きを作って、客人をもてなすことじゃい。

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マキマキ大作戦 ~飾り巻きワークショップ

日時:11月30日(土)
時間:14:00~17:30(スタート14:15~)
場所:ガレリア★アノニマ
料金:3500円
講師:Miyuki先生  
定員:8名
持ち物:エプロン&マイ包丁

今回は「バラ」と「四海巻き」の2種類を巻きます。
きっとその日の夕食になりますヨ。

これが四海巻きだ!
Shikai

お申し込みは anonima@nifty.com まで

皆様のご参加をお待ちしております。

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2013.11.11

子宮御礼申し上げます

夏の終わりに特別試写で見た「エルヴィス・オン・ステージ」のこと、ちゃんと書こうと思っていたのに、詳細確認のためにググったら、なんと11月8日で終わっていました。
本当にすみません。
まあ、こんなPVの少ないブログで書いたところで、動員に貢献できるとは思ってないけど、ほら、気は心って言いますやんか。

今さらですが、書こうと思ってたポイントを箇条書きにすると
・エルヴィスはかわおもしろい(かわいくて、面白い)
・立川シネマシティの音響すげえ

あれ、2行でまとめられた。
とにかく、まるでライブ会場にいるかのような臨場感。
特に女の子たちがワーキャーいうのは横で騒いでる感じだったので、パブリックビューイングとか、音量を大きめにして「騒音映画祭」とかやったらいいんじゃないかな?(それ、パクりだよ)

で、まあ上記のことを反省しましてですね、昨日見たライブのことを少し。
6月と9月のマシマシ展で、BGMとしてよくかけていた本村ナオミさんの「Whole」(ジャケットはマシマ氏)

マシマシさんの絵とすごく相性がよくて、知らない人が集まっているはずなのに、
あまりにも空間と波長が一致して、みんながトランス状態のようになったときが1度ありました。

これ、全部ギター1つでやってるんですよ。
すごくないですか?
しかもライブで再現できるらしい。
すんげい見たい、というわけで行ってきました。

エフェクターとサンプラーを駆使してミルフィーユのように音が重なっていくにつれ、音の一つ一つが繊維のように感じられ、それが集合することで運動する筋繊維の中にミクロな私が入り込んで全身をマッサージされてるような感覚になりました。って、私の言ってること伝わってるかな? めっちゃ気持ちよかった。昇天した。

でもね、ちょっと残念なことにお客さんが少なかった。
こんなステキな音楽を近くで聴けるってこと、みんなあんまり知らんのんとちゃう?
東京近郊でもまだあります。
関西、九州地方もかなり細かく回られるみたいなので、ぜひチェックしてみてください。

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で、ここからが本題。
10月の終わりに「秋の子宮大感謝祭」と称して、手仕事をしながら女周りのあれこれを語る会を開きました。

やっぱり女にとって冷えは大敵。
足元から暖めて心と体をほぐし、健やかで優しいレディになる道を説く自分温暖家こと
Jun先生の大雑把なレクチャーを受けながら靴下の茜染め。
大雑把のいいところは、自分の感覚を信じてやれば、すべてのことは万事OKという包容力とも言える。
今回はタッサーシルクという野蚕の靴下を染めました。

Some

そして靴下を乾かしている間に、お茶を飲みながら布ナプ作り。
お茶のお供はハロウィーンが近かったので、自作の型から挑んだクッキーとかぼちゃプリン。
Pa271008

このゆるさがメキシコを髣髴させ… …ないな、スマン。
ただの飾り付けが下手な人でした。

先輩から教えてもらった子宮の秘密などは、ここでは書きませんが、
きっと昔の人たちは、こうやって生活の様々な知恵を上の世代から受け継いできたんだろうなって思いました。
そして、やっぱり一緒に何か作るのは楽しい!

この女人の手仕事の集いは、ちょいちょいやっていきたいです。
多分、次は布ぞうりだな。ムフフ。

こんな感じで完成!
Pa271010

婦人部のみなさま
Pa271012

11月の終わりには飾り巻き寿司のWSもやります。
これは別にポストします。

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2013.11.04

山形へ行ってきました

Pa130987

ここのところ急に寒くなったから、靴下の枚数を増やしたりしては見るものの、
デスクワークでじっとしてると上半身が冷えて、ぶるっと思わず寒気がくるもんだから、
思わず暖房に手を伸ばしそうになる。
伸ばしそうになるのだけど、さすがに今から暖房を入れるのはエコにもとるじゃないですかぁ?
しょうがないから毛布を引っ張り出してくるまってみたら、すこぶる暖かい。

いいところに目をつけたな~、って自画自賛してたんだけど、
トイレに行ったり、水を飲んだりするたびに着脱が面倒だし、
ここの部分に穴が開いてて手が出せたら捗るのにって思った瞬間、
着る毛布の考案者と心が一つになったのを感じた。
去年までは、暖かそうだけど、この格好はねえなって思ってたのに今は心が揺らいでいる…

とか言ってる間に山形に行ってきました。
でも、もはや1ヶ月ぐらい前の話なので、ササっと簡単に。
(と書いたものの、結局ものすごく長くなりました)

偶然、友だちが字幕を担当した作品と私が担当した作品が続けて上映されたので、連れ立って鑑賞。
舞台挨拶とQ&Aのときのタイ語の通訳さんがすばらしかった。
友だちと山形映画祭の通訳さんはレベルが高いねぇって話しをした。

映画祭のQ&Aでちょいちょい見かけるのが、それ質問の答えになってないよねぇって
ことを監督が話しだすというパターン。
なのに、質問したほうが「ありがとうございました」ってあっさり引き下がったりして、
「え? アレで納得したんかい」って、私がモヤるパターンね。
そういうことが一切なかった。
しかも2~3個同時に質問をされたのに、1つしか答えてないときは、
「もう1つの質問にも答えて」みたいな感じでさりげなく促していて、
まったく抜かりがない仕事ぶりだった。

ただ、影のように監督の真後ろの立ち居地をキープして、一切譲らないのが面白かったなぁ。
彼女の姿が見えるようにと横にずれた監督の真後ろにぴったり張り付いて、同時に横移動してたもん。
もはや二人羽織かって言うぐらい一心同体となっていて、
そのうち、通訳さんの手が監督の手になり代わり「あの女を殺せ!」って…

うん、今しらん間に「サンタ・サングレ」になったな。
しかも、立ち居地逆だしな。
まあ、そんなこんなで大満足したのです。

が、次の映画のQ&Aで前言撤回。
さっき挙げたダメな例のほうだった。
山形の通訳さんのレベルは個人差が大きいが正解だった。

とはいえ、私もつい想像してしまう。
一体何が言いたいのか要領を得ないタイプの質問者や、
さんざん好き放題に話した後、それとはあんまり関係ないことを質問する人、
質問の前提となっている映画の理解がそもそも間違っているタイプの質問。

私だったらどう訳すだろうって思うと心臓がきゅぅってなる。
通訳さんの声に耳を澄ますと、これも千差万別で
「あ、なるほど、そう訳すか」と感心するときもあれば、
「あら、まるっと省いちゃった?」という人もいる。

いずれにせよ、アテンドはともかく通訳をしたくない理由はこの辺にあります。
ホント、心臓が強くないとできない仕事よな。

話変わって、山形に着いてから、ところどころで散見する「よしあきフェスタ」の幟。
友だちが「よしあきフェスタって何かな?」と言うから、
冗談で「よしあきさんのお祭りじゃない?」って言ってたら、
本当によしあきさんこと、最上義光(と書いてよしあきと読むらしい)の
没後400年を祝うお祭りだった。

面白いと思って言ったわけじゃないけど、何だろう、このスベってもうた感。

ちなみにお祭りは町の人が鎧兜を身につけて練り歩くコスプレ祭りでした。
でも、私は義光さんのことも知らなかった歴史に疎い女ですので萌えポイントが見つけられず…。

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次の日は、朝一の映画を見てすぐに友だちが帰ってしまったので
一旦、ホテルに戻って、夕方の上映までの間ちょっとだけ仕事をする。
本当は旅の前に終わらせようと思ったのに、終わらなかったから持ってくる羽目になったのである。

これ、まず行きの新幹線で電源側の席を確保し、仕事でもすっかーとPCを開いたところ、
アダプターを持ってくるのを忘れていた。
しかも、アダプターがあるからと思い、なるべく荷物を軽くするために、
2時間ぐらいしか持たない軽いほうのバッテリーにわざわざ付け替えた。
バカ、バカ、わたしのアホー!!

あと1時間半ほどすれば、これはただの箱になるのか?
荷物を重くするためだけに、私はこれを運んでるのか?

まあ、結論を言うとホテルでアダプターだけ借りれたので事なきを得たんだけどね。
ちなみに私のPCはHPだけど、Dellのアダプターも使える。
(これって当たり前のこと?)

夜はひとりでサクっと晩御飯を食べられるところを教えてもらおうと知人に電話したところ、
気の毒に思ってもらったようで、一緒だった相手方にどうぞと誘っていただきました。
株式会社フェイス様ありがとうございます。

実はデモブースが出ていたので、偶然その日のお昼ごろ話を聞いていたのだ。
ちなみにフェイスさんは字幕制作ソフトの会社ね。
現在、独占状態にあるSSTに対抗するソフトBabelを出しているのだけど、
SSTとの違いはズバリ複数のプロジェクトファイルが同時に開ける点。

私はドラマをやってないから、あんまり関係ないけど、
ドラマをやってる人は以前のエピソードを参考したいときに
同時に開けるのは、すごく便利なんじゃないかな?

あと映像がMovファイルに対応していること。
Mpeg変換での時間のロスが減るかも。
ただ、私は最近YouTubeに上げてある動画に日本語をつけたいと思うことがあって
(もちろん言わずもがなのホドちゃん関係ざあすよ)
YouTubeから落とすファイル(実はファイル形式が何か知らないのだけど)にも
対応してたらいいのにと思ってる。

個人的には乗り換えの時期って言うか、購入するとしたら、その時期はいつかというと、
自分のクライアントさん次第だよな~。
今からこの仕事に入ってくる、勉強中の人たちはどっちを買うんだろうか。
勢力地図が書き換わる可能性があるので興味深いです。

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そして3日目、私にとっては最終日、朝に1本見たら、
「山寺へ行け」っていうシェークスピアの声が聞こえた気がしたので、
電車に乗って行ってきました。

しかし私は石段を踏みしめて上りながら、コレジャナイ感を味わっていた。
勝手に期待していた「岩にしみいるような閑さ」がなかったからだ。

当たり前だ。
観光地として組み込まれている場所だ。
しかも三連休だし、人がいっぱいいるに決まってる。
決まってるのに何を期待していたんだか。

山寺は全然悪くない。
人がいっぱいいるって言っても、渋谷の交差点ほどはいない。
特にマナーの悪い人もいない。

登りながらLloret de marのことを思い出していた。
(Wikiを見たらリョレート・デ・マル表記になってるけど、全然しっくりこない)
ここはバルセロナから電車で2時間ほどのコスタ・ブラバに位置するわりと観光地化した町で、
私は閉店したレストランをスクワットして暮らしている画家の女性を訪ねて行ったのだった。

駅で出迎えてくれた彼女は岩肌の多い海岸線とビーチを見渡して「何て美しいのかしら」と言った。
観光地にありがちな道いっぱいまでテラス席がはみ出したバルやレストラン、
原色のハデハデしい多国籍企業のプレートがついている土産物屋が立ち並ぶ景色に
私は内心「これのどこが?」と思って曖昧に返事をした。
すると彼女は「あまりにも素晴らしいから人が集まって台無しにしちゃうのよね」と言った。

この言葉を折に触れて思い出す。
特に観光地と呼ばれる場所に行ったときには。
この場所を台無しにしているのは、今ここを訪れている私なんだと。

と言うほど感傷に浸ることもなく、町へ戻って1本見て、
まだ特集のクリス・マルケルを見てない! と思って行ったのだけど、
山寺効果っていうの? いっぱい階段上って疲れたやん?
まあ寝ちゃったよね。

日本の電車の中で眠る人が映る場面があったのだけど、
私の隣の席の人はスクリーンと真横から、こっくりこっくりされて
さぞや3Dの臨場感を味わったことであろう。

こうして私の山形の旅は終わった。
何かを質問するたびに、一生懸命答えてくれる姿を見て、
山形の人は山形のことが好きなんだなと思い、ちょっと羨ましかった。

今私は買ってきたしそ巻きを食べながら、おかずとして食すには甘すぎるが、
スイーツとして扱うには見た目がおかず過ぎる、その存在に戸惑っている。

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