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2012.02.12

オスカーと行くホーチミンの旅


前回、言い残したことはなかったっけ? と思っていたらありました。

今年は映画も作りたい! です。

これまでの人生、大抵のやりたいことはやってきた。
もちろん、全部が全部できたわけじゃないけど、
できなかったことは、できるまで情熱が続かなかったのだと思ってます。

でも「リトル・ランボーズ」や「SUPER 8」を見たときに思い出してしまった。
自主制作映画を作ったりする青春を送りたかったことに。

高校の映画研究部に入って、夏休みに映画を撮ったり、
部員には内緒でこっそり部長と付き合ってみたりしたかった。
(大人になった今の私なら映研の部長みたいなのはやめとけと言いますけどね)

でも私が入った高校には映画研究部なんてなかったし、そもそも女子校だったよ。アッハ!
大学でも映研のサークルの前まで行ったけど、その立て看板が「ハワード・ザ・ダック」だったから、
そのまま黙って引き返したよ。ウホッ。

その頃の思いが低温熟成されて、塩麹なみに醸されてることに気づいちゃった。
なので今年は自主制作映画の現場でお手伝いをしたいです。

でもさ~、はっきり言って年は取ってるけどズブの素人なわけじゃん?
急に行ったところで活躍できることはあんまりないわけよ。
それにプロを目指してるわけじゃないのに、40も過ぎて
「お前、見切れてんじゃねえよ」とか言われてお尻を蹴っ飛ばされたりするのも嫌だな~。
あと、本業もあるから、あんまり拘束時間が長い役割を振られても困る。

で、考えました。
ど素人でもできて、かつ喜ばれる仕事。
自主制作の現場は常にお金がない=みんなひもじがってるじゃないですか。
だったらおにぎり持って行ったり、温かいお茶をふるまたりしたらどうかしら。
いわゆる香港映画で言うところの茶水のおばちゃん。

そりゃ、行った以上は「このまま押さえといて」と頼まれたコードを持ったり、
マイクを持ったり、カメラを持ったり、エキストラぐらいのことはしますよ。
でも、基本は雰囲気を味わいたい&思い出作りが目的なんで、
現場要員としての仕事はあんまり期待しないでね。

おにぎり作って来て欲しいという自主制作映画スタッフの方、連絡くださ~い。

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ここからはベトナム旅行のお話。

Day1

旅のお供として「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」を持っていったのですよ。
これを宿に帰った後にちびちびと読んでたのだけど、
これがまあ、シンクロしまくりと言うか、
パーソナルな部分でいろいろと思い当たることがありすぎる。

というか、あんたどんな映画も小説も全部自分に引き寄せて見てるでしょうが、
と言われればそりゃあもう返す言葉がないのだけれど、
過去の事柄と現在に起きていることがパラレルだったのでね。
あぁ~、とか、うぐぐっ、とか言いながら読みました。

だけども、だけれども、そこに至る前に引っかかる部分がありました。
これ、まず行きの飛行機の中で読み始めたんだけど、
次第に眉間にしわがより始め、このイライラさせる感じ以前にも味わったことがある…と
あるイタリアの青春小説を思い出したぜ。

はっきり言おう。

翻訳者の訳注いらんねん。余計なお世話やねん。

作者による注釈は、もうひとつの物語としてうまく機能していて、
ドミニカの背景を理解するのに役に立つ上、とても楽しめたのだけど…。

固有名詞に全部注釈をつけるというのは本当に余計なお世話だと思う。

そもそも固有名詞を羅列したり、たくさん引用したりするときの効果って、
知ってる人に「あ~、はいはい、あれね」って、ニヤリとさせることでしょう?

それが漫画か、アニメか、テレビか、映画か、何かからのタイトルや引用であることは、
自ら小説を読もうと思う程度にリテラシーがある人には明らかなことだし、
何からの引用か分かったところで、元ネタを知らない人には、
どのみち元ネタを知ってる人が得られるのと同じ面白みは味わえないんだよ!!!

でも、ありとあらゆる表現活動ってそういうものだと思う。
分かる人には分かるし、分からない人には分からない。
そして、人によって分かり方の深さは違うけど、その深さごとに楽しみや喜びはある。
よく覚えとけ!

で、あんまりイライラしちゃったから、本を読むのをやめて
ジョニー・トー先生の「単身男女」を見たよ。

これは「孤男寡女」や「痩身男女」に続くお気軽ラブコメ男女シリーズ(多分)
もちろん、相方はワイ・カーファイ。
面白くないわけがない。

ワイ・カーファイはさりげなく時事ネタを入れてくるのがうまいねぇ。
ダニエル・ウーが登場したとき、「キター、中国のイケメンホームレス」て思ったよ。
ていうか、ダニエル・ウーってことにひげをそるまで気付かなかった。

あと、窓に付箋貼ってやりとりするのも、インターネット発信よね?
そして、ルイス・クーは東幹久の役割を完全にまっとうしていた。
ヒロインの知らないお嬢さんw(調べたらカオ・ユアンユアンって子)も
女子が許せる範囲の天然ちゃんで好感が持てた。

そんなこんなで夜中にホーチミンに到着し、私のDay1は過ぎたのであった。

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2012.02.06

ご挨拶

Dragon_2

← この辺が干支っぽい

もうとっくに年も明けてるし、
旧正月でも明けてるし、
節分まで過ぎてしまっておる。
当然ながらベトナムからもとっくに帰っておる。
今さら感ありありですが、今年もよろしくお願いいたします。

ま、言い訳すると、去年のうちに終えるつもりだったことが
1月末までに延びちゃって、私の中では実質2月からが2012年の始まりなのである。
だからこれでいいのだ。

というわけで、今年の抱負を述べたいと思います。

でさぁ、1月末まで延びたのは偽OL仕事からの足抜けだったんだけど、
みんなから聞かれるのよね。
「今後は本業(翻訳)一本で行くのですか?」ってね。
説明するのが面倒くさい場合は「そうです」って言っとくけど本当は違います。

翻訳は70パーセントぐらい、残りの30パーセントは「地球にいいこと」をしようと思っています。
(もちろんこの割合はあくまでも生産的な活動時間内の割合で、
ぼ~っとしたりダラダラしたりする非生産的な時間は別腹)

ほぉ、地球にいいことってまた大きく出たねって言われそうだけど、
地球に害を与えているのは、本人の自覚の有り無しに関係なくほぼ人間だから、
人間によいことをすれば、回りまわって地球にいいことになるはずだし、
直接、環境にいいことをしても、回りまわらずとも地球にいいことになるはず。

早い話が簡単で、楽しくて、みんなでできるいいことを広める活動を考えようということです。
地球って言っときゃ、ほとんどの活動が含まれるってわけ。

まず、絶対やりたいのは自作の小さなソーラー発電システムを作るワークショップ。
電力会社に買い取ってもらって月々の収入が… という話ではなく
携帯やパソコンの充電ぐらいをまかなうインディーズ系発電を目指したい。

あと、今まであまり活かせてなかったギャラリースペースをもっと有効利用したい。
とりあえずは、最初は不定期に「部室開放デー」を作ろうと思ってます。
これは部室みたいな感じで、打ち合わせしたり、本を読んだり、
勉強したり、編み物したり、自由に過ごしつつ、同室者と親交を深められる。
この案はもう少し練って、詳細が決まったらまたお知らせします。

そして、その部室に来た人が自由に読めるアノニマ文庫を作りたい。
みんなにお勧めしたい本があるけど、家に置いておく場所がない、
という人は預かりますので、ご連絡ください。
本棚を作るというミッションがずっと棚上げだったけど、そろそろ本気出す!

それから、何ヶ月かに一度、どれくらい少ないお金で1ヶ月過ごせるかを
ゲーム感覚でチャレンジしたい。
私は基本的に女子的な物欲が少ないので、無駄遣いはほとんどしないけど、
取り立てて節約もしていないので、いわゆる節約チャレンジだね。
でも、ずっとやるとゲーム感覚じゃなくなると思うので年に2回ぐらい?

あとは、円高でしかも会社の縛りがなくなった今、どこか遠いところへ行きたい。
そろそろメヒコか? アルゼンチンもありだな。
そのためには、いざというときに現地でも仕事ができるように、
モバイルギアを充実させなければいかん。

一番近い予定としては、3月にベトナムカフェやります。
ベトナムで買ってきた雑貨(ほんの少し)をベトナムに近い価格でご提供。

ベトナムではいろんな憑き物が落ちる経験があったので、
それをぼちぼち書いていきたい、というわけで今年こそ、今年こそ、こまめにブログを書く。

そして早寝早起き、部屋の片付け。
もう言い残したことはないじゃろうか?

今年もよろしくお付き合いください。

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