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2011.07.29

ペーパーバード 幸せは翼にのって

P7290191 ついにあいつがビデオが見れるだけの箱になった。
ビデオも見ないからビデオ諸共処分するべきか。
でも、この前やった仕事ではVHSが役に立ったんだよな…。
ここで一句。

バカの箱 まだ捨てぬべきかと 迷う夏

注)スペイン語ではテレビのことをCaja tonta(バカの箱)とも言います。

さてここからは露骨な宣伝活動。
8月13日から銀座テアトルを皮切りに「
ペーパーバード」が全国公開されます。
いい映画だからみんな観てね~。

で、この映画をセクシュアリティというかジェンダー的観点から書いてみる。
だってネタバレしないように映画を語るのって難しいんだもん。
なので本筋には触れないことを書いてみたい。

老年になったミゲルがスピーチでこう語るシーンがある。
Voy a dedicar esta cancion a mis padres(この歌を両親に捧げます)
ご存知のようにスペイン語には男性名詞と女性名詞があり、
男女が入り混じって複数いる場合は、男性名詞の複数形で表される。

普通に聞くとPadres(父親の複数形)は父母のことを指していると思うのだけど、
この場合は文字通り父2人なのである。
不屈の精神と強いリーダーシップで家長的役割を果たすホルヘ。
一方、繊細で愛情深い母親役として描かれる同性愛者のエンリケ。

ゲイは基本女役な、という価値観はちょっとステレオタイプな気もするけど、
成り行き上とはいえ異性愛者と同性愛者の男2人で子育てする、
というか新たな家族を作っていくっていうのは最近らしい設定だと思う。

やっぱりあれっすかね。
登場人物の中に1人はLGBT系入れろみたいなガイドラインあるのかね。

ホド先生が「エル・トポ」のコメンタリーで
ドラマの登場人物に必ずセクシャルマイノリティを入れるべし
という法律ができる前から自分はゲイの修道士を描いてた。
俺すごい、と語ってらっしゃったのだけど、フランスだけの話かな。

エミリオ・アラゴンはテレビの人の期間が長いし(テレビ局の社長でもある)
そういうのに敏感なのかもしれない。

あと本当にどうでもいいことだけど、昨日の夜眠る直前になぜか脳のシナプスが
ピラーンって結びついたみたいで、ミゲルのお母さん役の女優って
「ウェルカム・ヘブン」のバリタチな女刑事だったんじゃ? と気がついた。
さっき確認したら本当にそうだった。
ちなみ相棒の刑事はルイス・トサル。

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2011.07.23

13年

P7230190


ワタクシゴトですが、さいきん誕生日を迎えました。
で、その日はなっちゃん先生に誘われてポレポレ坐へ
ミニサーカス隊キャラバンを見に行きました。

お目当ては原マスミさんです。
ゆる~いファン歴は20年ぐらいあるものの、一度もライブを見たいことがない!
だけど、生マスミは見たことがある!
しかも場所はポレポレ坐のすぐ下、BOX東中野(当時)だ!

「ねじ式」の舞台挨拶に来ると聞いて駆けつけたのでした。
でも、当時は東中野在住だったので正味8分ぐらいで行けました。

事前に「浅野忠信は来られません」とアナウンスされてたのにもかかわらず、
もしかしたらサプライズ的に来ちゃったりして?と
あきらめ切れなかった女子で場内はいっぱいでした。

で、配給勤めの友人が誕生日プレゼントに
サイン入りパンフレットをくれたことを思い出したので探してみると
おお、日付は98年… 13年前。
13年といえば干支は1周以上してるし、赤子ならば中学生になっておる。
そら、浅野忠信もハリウッド映画に出ますわな。

自分も振り返ってみると13年前と代わり映えがしないようで、
けっこういろんな望みや願いは叶ったなあ。

感慨にふけりながらライブを堪能し、ラストの曲にきたとき、
なぜか唐突に数年前に突然死した友人のことを思い出して、
もう泣けて泣けてしょうがなかった。

その人は事件でも、事故でも、もちろん自死でもなく、
本当に突然に病死してしまった。
心臓がどうにかなってしまった、という話だった。

お互いが別の場所に行ったりしたので、
大学を卒業してからは会うことはなかったように思う。
亡くなる数ヶ月前に、偶然見つけたといってMixi経由で連絡が来た。
十数年ぶりにやり取りが復活する、と思った矢先の出来事だった。

私よりも2歳年上だったけど、卒業以来会っていないから、
私の中のその人は二十代前半の知的な別嬪さんの姿のままだ。


よく考えたら東京ではお盆の時期。
きっと彼女もライブを見に来たんだなと今は思っています。

(写真は13年前と今年にもらったプレゼントのコラボ)

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2011.07.20

貯金生活

今年は関わった作品が2本劇場公開される。
だが、実を言うとそれは以前にやった仕事で
今年はあまり仕事をしていない。

会社の写真コンテストでグランプリを獲った。
だが、その写真は15年以上前に撮った写真だ。

つまり全部、去年までの貯金のやりくり。
そんでもって、実際にあまり仕事をしていないから、
比喩的な意味以上に貯金を取り崩している気がする。

もしや、私ピンチ?

でも、でも、でも、よくよく考えたら311以降は暇になった分、
この先自分がどう生きたいのか考える時間が増えたし、
仕事以外の本を読む時間が増えたし、会いたい人に会う時間も増えた。
ということは、むしろ今は貯金してる時期なんじゃないかしら?

と、いつもの自分に都合のいいプラス思考ができたところで、
最近、読んだ本のこと。

この本はねー、このフレーズを覚えれば英会話はばっちり!
みたいなことを期待して読むと物足りないかもしれない。
英文の量も多くないし、内容もそんなに難しくない。

でも、よく考えてみて。
あなたはなぜ英語を学びたいのですか?

日本企業への就職に有利だから?
う~ん、それならTOEICの練習問題を延々やるといいよ。

いいや、英語を使う生活をしてみたい、
自分の知らない文化へ飛び込んでみたい、
そう思っているのなら、1周回ってこの本は役に立ちます。
英語を使って生きるための心構えやら、豆知識が得られるの。
あと、英語のエッセイなのにほろりと泣ける。

よーこさんて実際会うと分かると思うけど、
なんか愛の総量が多いというか、オージャスがいっぱいありそうな人。
それって持って生まれたものだと思ってた。

でも、コンプレックスだらけだった子供時代を経て、
独自の努力と発想の転換で切り開いたものだったんだなって思ったら、
私の人生だって、まだまだ伸び代あるんちゃいますのん。
よし、今年はおこりんぼの癖を直すぞ~!


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2011.07.18

やっと

ミランダ・ジュライの弱点は中途半端にカワイイことである。

例えば、彼女が息をのむような絶世の美女だったり、
あるいはブサっ子ちゃんだったら、もっともっと彼女の映画は面白くなるのに…。

「君とボクの虹色の世界」を見たときにそう感じたことを
この本を読みながら思い出した。

まじめに取り組んでいるのに、なぜか少しずつかけ違ってしまう感じとか、
安楽な形で自分がいられる場所を見つけられない感じとかは、
文字で読むほうが説得力があって、より堪能できた。

それにしても岸本さんの翻訳はいつ読んでもすばらしい。
わたしもこんなふうに訳したい。

***************************************************

というエントリーを1ヶ月ぐらい前に上げようとしたら、
なぜか画像代わりのバナーが出なくて困って放置してたのですけど、
やっと解決した。

やっぱり問題は放置したらあかん。
すぐに対応しないとね、という教訓でした。

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