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2008.10.04

ほっといてるから世界に貧しさが広がっている

先日、乗った電車は車両全体がピンクリボンの広告だった。
ほかの車両は確認していないが、もしその車両だけがそうだとすると効率が悪すぎるから、
おそらく全車両が同じ仕様になっていたに違いない。

それを見て、一年前の今頃に感じた怒りが甦ってきたのだった。
去年も同じように車両全面広告の電車に乗り合わせた。
女性にやさしい企業をアピールせんと、これ見よがしに並べられた協賛会社名。

一体、このためにどれだけの広告費が使われたのだろうか。
ほんとうに、20代、30代の女性にマンモグラフィー検査を
受けてもらおうと思うのなら、そんな無駄なもんに協賛金を使うよりも、
検査費を無料にするとか、もしくは安くするほうが先だろう。
検査の大切さを訴えるとか、ホワイトバンドみたいなこと言って、
代理店を儲けさせてんじゃねえよ。ばかやろう。
こっちは3月にやった仕事のギャラを踏み倒されそうで怒ってんだよ。
(あ、これは去年の思い出ではなく現在の話だった)

というようなことをなっちゃんに向かって熱く語ったのだった。

(ところで、なっちゃんといえば、今代々木上原のギャラリーhakoにて、
「南夏世展覧会 - 雨カーテン」やってます。10/3・4・5だけです。
何となく横目で見てるだけでも新たな地平に到達しつつある感じ。
みなさま、ぜひに)

それから数ヵ月後、いろいろ思い当たることがありマンモグラフィー検査を受けた。
お会計はしめて1万円ちょっと。
いくら検査の大切さを訴えられても、おしゃれしたい盛りの20代の女子が、
何の自覚症状もないのに、お小遣いをやりくりして受けようと思う金額ではない。
そんなんだったら、秋物のブーツ買うよなぁ。

もういいかげん、この手の啓蒙広告にはうんざりだ。
ほっとけない、とか言ってたホワイトバンドは完全にほったらかしだし、
その間に世界から貧困がなくなるどころか、日本にも貧困層が増えてるじゃないのさ。
蚊帳を送る運動とかも勘弁して欲しい。

というのが、半年ごとに検査を受けなければならなくなった、
私からの願いです。
(でも、検査を受けたほうがいいのは、まぎれもない事実ですよ)

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