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2005.10.25

鑑賞の夏

最近、もこみちが出ているとつい見入ってしまいます。
……好きなんでしょうか? わたし。

って、いらんこと聞いてる前に夏の思い出を書き終えなければ。
でないと、書き終わる前に秋が終わる予感がビンビンします。

このところ認知症が進んでいると思っていましたが、
物忘れは、どうやら体内に溜まった水銀のようです。(みの情報より)

どのくらい物忘れがひどいかというと、
深田恭子の元の顔が思い出せないとか、
ラーメンズ片桐の相方の顔、どころか名前も思い出せないとか、
な~んだ、実害ないじゃん。テヘ。

水銀の毒が全身に回って、夏の思い出が消去される前に鑑賞記の続きです。

8/5 アタック・オブ・ザ・キラー・精子

mesenダニエル・H・ローゼンさんの「インカーネイションズ」を体験する
私が最も似合わない街のひとつ、六本木。
メメント・モリビルこと六本木ヒルズの脇をとおり会場に入ると、
思ったよりも広い空間に、思ったよりもたくさんの人が集まっていた。

ちなみに1回目の出し物である、音楽とろくろ回しのパフォーマンスが終わったところ。
次の出し物は、観客も参加する壊すパフォーマンスらしい。
リフォームのときに壁を壊して以来、物を壊す快感を知ってしまった私。
俄然、興味がわいてきて、話を聞いてみると、
観客は壊す物を購入して、そのパフォーマンスに参加するのだという。

「なんとまあ、無駄のない」

というのが私の感想というか、思わず口から出てしまった言葉だった。
つまりそれは、よく映画やテレビで見かける陶芸家の人が、
窯から出した壷を「う~む、気に入らん」と言って壊す失敗作が無くなるちゅうことか?

というようなことを言ったら、同行のなっちゃんに諌められました。
ちなみにダニエル氏の名誉のために言っておきますが、私の下世話な想像と違って
お金を取って失敗作を割らせるのではなく、割るための作品が用意されてました。
(まぁ、もちろん言うまでも無いことでしょうが)

壁に大量のアートなおたまじゃくし、略してアートまじゃくし(私命名)が、
展示されているのだが、ある部分がぽっかりと空白になっている。
(写真でいうと、いちびった私がおさまってる部分)
その部分に設置するモザイクをこれから作るのだという。

順を追って説明しよう。
1. 参加したい観客は有料にて真っ白のアートまじゃくしを手に入れる
2. 外は真っ白だが、中には色がついているので、割ることによって色付きの破片ができる
3. その破片を使ってモザイクを作る
4. まれに中も真っ白の物があり、それが出た場合はアタリなので景品がもらえる

のである。
景品の中にはTシャツやマグカップに加え、ガラスで出来たアートまじゃくしもあり、
「もらうとしたらあのガラスのやな」となっちゃんと二人で話す。

最初は列に並んでいたのだが、あまりにも進むのが遅いので、
一旦列を離れ座って人が減るのを待っていたときのこと。
ふと目の端に赤い閃光が瞬いたような気がした。
そのほうを目を凝らしてみると…

アートまじゃくし、ひび入ってますやん。
そんでもって、そこから
赤い色が見えてますやん。

なので、その辺りを歩いてたダニエル氏を面識も無いのに捕まえ、
「これ、不良品ですよ」とクレームをつけてみた。
とはいえ、本気で交換してくれと言いたかったわけではない。
とりあえず、なんか言うときたい、という関西人気質ゆえである。
一種のコミュニケーション? みたいな?

すると彼は「その問題は自分でも気がついていたから、
アタリなのにわざと外から色をつけてる物もある」とのこと。
そしてすかさず、英語と日本語でアナウンス。
「今さっき、とっても怒られましたけど…」と断りを入れて。
いやいや、ちっとも怒ってないから。

で、結論を言うと私はアタリを引いたのである。

やった~、ガラスの精子ちゃ…、ウップス、アートまじゃくしゲ~ット!

列の最後のほうだったから、絶対残ってないと思ってたのに
精子ちゃん(ごめん、本当はずっとこう呼んでいた)は残ってた。
みんな、意外と実用的なものを選ぶんだね。

こうして、私はソイツを赤子のようにそっと抱いて帰途についたのだった。
まぁ、赤子といっても形状はその十月十日前みたいだけどね。ナンチッテ。
↑自分でうまいこと言ったつもりで、言えてない人の典型。

ビックカメラと映画祭で私に近づいてきたクジ運はここで使われたようです。
宝くじは当たってませんでした。

8/22 撮影スタジオに変身

KICX0750 縁あって、撮影のために場所を提供する。
最初、撮影のため一風変わったマンションを探してると聞き、
「まぁ、マンションとしては一風変わってますが、生活観ないですよ」
と答えたら、引越しがテーマなので生活観がないほうがいいとのこと。

当日はフォトグラファー、モデル、編集、アシスタント全員が女子。
しかも、みんなかわいい女子ばっかりだったので、E気持ちになる。
(男女問わず、かわいい人は大好物なのです)
できあがった写真を見たら、トイレが宇宙に見えた。

8/25 川島保彦さんと田村セツコさんをはしごする

いきなりの台風である。
普段の私なら「また、今度にしようかな」と言い出しかねない天気である。
しかし、翻訳や額縁作りの合間をやりくりして、スケジュールをせっかく開けた1日。
なんとしても行かねば。

やっさんのところでは、始めてみる写真だけど懐かしい風景に出会う。
ちなみに、この「懐かしい」はメタな懐かしさではなく、
本当に以前住んでいた場所の近くの風景でした。

セツコさんのところでは、私がスペインで
たくさん買ってきたてんとう虫を発見して幸せな気分になる。

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