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2005.09.26

ご来場ありがとうございました

「愛地球博」の終わりと共に「夏博」(だから、誰もそう呼んでないって)も
大好評の中、そして新たな展開を予感させつつ無事終了いたしました、
と思ったらもう秋ですね。

今年の夏と言えば… 
ついつい調子に乗ってヒモのビキニを着たことを除けば、
特にこれといった目ぼしいこともなく、あっという間に過ぎてしまいました。

いや、そんなことはない!
あんなに忙しくて日誌を書く暇がなかったんだから、何かあったはずだ。
と認知症気味の記憶をたどって夏の思い出を書いてみます。
今回はアート鑑賞編です。

6/25 KM5にて写真展を見る

イビサからサン・アントニオへ向かう途中(多分)の山道の途中、
ある一角にレストランやバー、ギャラリーなどが集まっている
KM5へ行った。
数年前のL&G映画祭で上映された「KM0(キロメートル0)」というのは、
マドリードのゼロ地点、つまりプエルタ・デル・ソルを指してたと思うが、
一体ここはどこから5キロだというのだろう?
ここにいるのは年齢層も高めで、いわゆるスペイン語でいうところのPijoな外人、
ちょっぴりヒッピーかぶれ(レオン風に言うならちょいヒピか?)が、
思い思いにマッタリしている。

気持ちのよい夜風に吹かれ、座り心地のよい椅子にぐで~っと倒れこんで、
自分なりにマッタリしていたつもりだったのに、高そうな靴を履いた
金髪美人(おそらくオーナーに近いスタッフ)に声をかけられた。


Are you OK?

み、見苦しいまでにくつろいで、すみません。
つい、お茶の間感覚で和んでましたが、決して具合が悪いわけではなかったです。

ところで肝心の写真はコマーシャル・フォトぽくて、あまり心は惹かれなかった。

yokos 7/24 ヨウコ・カナヤマさん緊急来日

10年来の友人の妹さんで、アメリカで写真家として活躍している
ヨウコ・カナヤマさんが、里帰りした足でアノニマにご来場。
(↑こんな書き方をしてるのも、実は漢字での表記が分からんのです)
来日記念&誕生日(なっちゃん7/18、私7/16生まれ)を兼ねた小さなパーティをする。

写真のポスター(今年の春にバレンシアで行われた二人展のもの)を最初に見たとき、
エモなものを感じると同時に、ある種のクールネスもあるので、
何だ、このとらえどころの無さは!(もちろんホメ言葉)と妙に気になった。
思わずポスターフレームを買いに行ったほどである。

ダブルエクスポーズなのか、ネガを2枚重ねているのか、
重ねられたアーティスト二人の顔は、ヨウコさんの知り合いにはヨウコさんが見え、
マリアさんの知り合いには、マリアさんの姿が見えるという。
どちらとも面識のなかった私には、ハーフのように見える見知らぬ女性がいるだけだった。
だが、小さなドットで描かれているために、近づいてよく見ようとすると
「その姿をとらえた」と思ったはずの女性はどこへともなく霧散してしまう。
展覧会のタイトルが「Evanescencia(消失・はかなさ)」と知って納得。

ところで、パーティに参加した顔ぶれを見て愕然としました。
来日した写真家とアート系の大学教授のカップル、
ドキュメンタリー映画と彫刻を専攻している留学生カップル、
写真を専攻している留学生、なっちゃんのアーティスト班。

友達の友達で初対面のチェコ語の翻訳者、フランス語翻訳のS嬢、
そしてスペイン語翻訳のアタシという翻訳者班。
ぱっきりと2種類の人に分かれていました。
世の中にはアーティストか翻訳者しかおらんのか。
自分の交友関係の偏りにちょっと不安を抱いた夜です。

まだもう少し何かありましたが、長くなるのでこの辺で。

次回予告は
8/5 アタック・オブ・ザ・キラー・精子
8/22 撮影スタジオに変身
8/25 川島保彦さんと田村セツコさんをはしごする
の3本でお送りします。

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2005.09.21

やっぱり、書かないわけにはいかんだろ

HBFF05 なるべく「南夏世展覧会」のことが一番上に載ってる期間が
長いほうがいいと思うのだけど、もう今日から始まっちゃうので告知を。
スペイン語圏の映画を集めた映画祭「ヒスパニック・ビート
が今年も行われます。

今回は2.3作品に関わっております。
間違えないで欲しいのは2~3作品ではなく、2.3作品ってこと。
「その0.3って何やねん」っていう、みんなの声が

キ・コ・エ・テ・ク・ル・ヨ!

まぁ、単純に3人で分担したと言う話だな。

たくさんのプログラムで監督やプロデューサーの
舞台挨拶があるようなので、スペイン映画がお好きな方にはおすすめです。

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2005.09.19

奥さん、見ないと損しますよ!

KICX0737 KICX0739 KICX0736KICX0742

                                                

                              

                                                     

                                                                      

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ふと気になって広辞苑を引いてみた。

どう考えても、アノニマ日誌は日誌の機能を果たしてないよな。
内容も、日誌というよりはコラムだし。
激務(というより段取りのつけ方が悪いだけ?)の期間中、
いくつか書きたかった事や物や映画や人など、いろいろありますが、
それは今度ダイジェスト版としてまとめることにして、

今、アノニマで開催中の「南夏世展覧会」をもし見逃したとしたら、

あなた、損しますよ!

アノニマでやる展覧会はすべて超おすすめなのですが、
(だから毎月、開いているわけではないのです)
今回はいろんな意味で見逃せません。

まず、まるでギャラリーと一体化したような個々の作品の素晴らしさに加え、
作家が(あるいは人が)さなぎから蝶へと羽化するように、
劇的な変化を遂げようとしている瞬間に立ち会う凄さ。
そうそう経験できることではありません。

なんてことを書くと、「格闘技のような作品なの?」
と勘違いされそうですが、(え? 勘違いしない?)
ゆらゆらと流れる映像を見ていると、夜の海の底でひっそりと、
遠くから近づいてくるチョウチンアンコウや
発光するクラゲを待ってる人の気分を味わえます。
(深海にクラゲはいないとか、現実的なつっこみは入れないように)

まぁ、とにかく見てくれ。
損はさせません。

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