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2004.08.30

ドトーを待ちながら(2)

一時はバーチャルの日付が現実に追いつきそうだったのに、
また1ヶ月以上遅れですわ。

というわけで7月4週目も翻訳三昧の一週間。

(7/19)
海の日? 何ですか、それ?ってことでひたすら翻訳。
一部、素材が入ってなかったので、
字幕制作会社のSさんがわざわざ家まで届けに来てくれる。
暑い最中、こんな所まで来てもらったので…と思い
メロン大の小玉スイカを半分に切って出した。
と、食べ終わった頃に、

「このスイカおいしかったです。本当はスイカ嫌いなんですが~」と。

あちゃ~、やってしまいました。

そういえば…、と思い出す。
「まあ、上がってスイカでもどうぞ」
「いえ、いえ、すぐ帰ります」
「そうですか、アイスクリームでもどうですか?」
「それじゃあ、お言葉に甘えて」
というようなやり取りがあったのだった。

でも、しょぼいアイスキャンデーしかなかったので、
これじゃあ、あんまりにも失礼だと思い直してスイカにしたのだった。
嫌いなスイカを、小玉とはいえ半分も出された瞬間のSさんの心中を思うと、
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
多分、「だ、だまされた」と思ったことでしょう。
でも、結果的には美味しかったんですよ、本当に。
ただ、なぜ一言「スイカはお好きですか?」と聞けなかったのか、
自分のあまりの気の利かなさに打ちのめされる。

(7/20~21)
翻訳やったり、翻訳やったり、会社行ったり、翻訳やったり。
こういう時に限って、しょうもないシステムトラブルで残業が発生する。

(7/22)
締切日。会社に行く前に原稿を送っておかなければいけない。
しかし、朝になっても、まだ終わっていなかった。
とりあえず、家を出るまでに終わらせねば。

ところで、アノニマの床半分はまだコルクを張ってない。
未だに木を切ったり、塗ったりする作業がたくさんあるので、
作業場代わりとして、ベニアがむき出しになっている。
というのが一つ目の理由。

もう一つは、元和室だった部分の床の高さが
クッション・フロアをひいた高さに合わせてあるので、
今コルクが敷いてある部分から続きで床を張っていくと…
はい、当然段差が出ます。
その段差を直さないかぎり、コルクが張れない。

というわけで、今日はイケメン屋さんに来てもらう予定になっていた。
でも9時になっても来ないので、もう来ないのかと思い残りの翻訳にかける。
(というのも、ヤツは連絡無しですっぽかした前科あり)

すると10時にピンポ~~ン。ま、まさか。今頃?
必要な作業(床全体を削る? もしくは床の位置を下げる?)は
どう考えても2時間で終わりそうにないのだけど、大丈夫か?

私は自室にこもり、仕事を続ける。

ぎゅ・ぎゅい~~~~ん。

うるさい。うるさすぎる。
ヘッドホンをしても音が聞き取れない。

翻訳なんてスクリプトがあれば、音聞こえなくてもできるんじゃ?
と痛いところを突いてくる人もいるかもしれない。
いや、それがね、話してる言葉の抑揚や口調の中に
意外と助けになる情報があるもんなんですわ。

すみません、帰ってもらえますか?

我ながら勝手な言い草だとは思うが、
どう考えてもこの時間からでは、私が家を出る12時までに終わるはずがない。

しかし、せっかく来たからということで、
機械を使わずにやってもらうことになった。
約30分後「終わったから」という声で見にいくと、

……だから、ここじゃねえっての。

本当に切羽詰っていたので、議論はやめて、
「これでは、直したことにならないから、出直してください。また電話します」
とお引取り願いました。不服そうだったけど。

だから、あの時に帰っときゃよかったじゃん。
結果が同じなんだから。
いや、むしろ私の怒りを増幅させましたけど。
これって、世間的には私が逆ギレしてますか?

でも、直したって言ったって、適当にお茶を濁したというか、
「とりあえず、顔出しゃ気が済むんじゃないの?」
というのがミエミエの仕事なんですけどねえ。は~。

え? 翻訳? もちろん出しましたよ。
会社は1時間遅刻しましたけど。

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2004.08.14

ドトーを待ちながら(1)

いや、待ってなんかなかったのに勝手に来たよ、怒涛の一週間。
のつもりで途中まで書いたら、結局4週間になってしまった。

(7/9頃~)
私が字幕を付けた作品のフィルムについてメーリングリストが回り始める。
フィルムが届かないかも → その場合はDVDで上映するのか?
そのDVDはどこで入手するのか → 通販でも10日ぐらいかかる?
誰かスペインに居る人に頼んで送ってもらえないか?
という切羽詰った内容だったので、
スペイン人の友人にメールして送ってもらうよう手配する。

(7/13)
ボランティアじゃない久しぶりの翻訳の仕事。
会社帰りに素材をピックアップに行く。
スケジュールはきつめだが、今週は映画祭があるので、
有休を取っていたのが役に立った。

(7/15)
映画祭の初日。
担当したのがオープニングの作品なので、
一日手伝うつもりで有休を取ったのだが、
新たな仕事のために、午前中もひたすらハコ割&翻訳。
上映ギリギリにかけつけ、字幕の投影に立ち会う。

ちなみにオープニングには、
マイク水野とぼんちゃんからのビデオレターあり、
広田レオナ様@スナック行き止まりのママでのゲスト出演あり、
となかなか豪華な始まりでありました。
個人的には、そう大して面白くもない「シベ超シリーズ」を
面白い「てい」で楽しむのには、多少うんざりですが。

平日のせいか、上映は残念ながら満席にはならず。
訳している時は、このギャグやや寒いかも…と心配していたが、
お客様にはちゃんとウケてたので安心する。
とはいえ、L&G映画祭のお客さんは、
楽しむ気持ち満々でご来場の方が多いので、
裏方にとっては日本一いい客層かも。

そして3日後に上映される例の作品のフィルムが届いたものの
英語字幕の付いていない物が送られてきたことが判明。
新たに投影用の字幕に英語字幕を差し込む作業が必要になる。
って、それ誰がすんのん?
・・・やっぱり、わしか。

実は、この作品は去年に別の映画祭のために訳したのだが、
英語字幕とはハコの切り方(←セリフの出るタイミングのこと)
が全然違うのである。
スペイン語を聞きながら、そのタイミングで
英語字幕を挿入するとなると……
やっぱり私がやるしかなかろう。ううう。

(7/16)
翻訳を一旦中断して、一枚、一枚字幕を挿入する作業。

(7/17)
張り付け終了。後はネイティブチェックへ。
すぐに翻訳にとりかかる。
とてもじゃないが、工事はできないのでアノニマはお休み。

(7/18)
翻訳&翻訳&翻訳&翻訳&翻訳&翻訳(永遠にループ)
ダジャレというか、言葉遊びに難儀する。
一週間後に公開されるとっても大きなバジェットの作品の
DVD用特典映像なのだが、本編もヒネりとパロディが満載なので、
なるべくなら毒気とシャレっ気は失くしたくない。

夕方になったので、字幕投影立会いのためにスパイラルホールへ。
おおお、満席の上に立ち見だし、桟敷席と言うかクッション席もある。
英語字幕を入れてるときから薄々感じてはいたが、
やはり1年前につけたものなので、当時よりも冷静な目で見ると、
「あ、ここ、もう少しこなれた訳ならいいのに」とか、
「ちょっと、分かりにくい言い回しだ」など欠点が目に付き、一瞬へこむ。
が、それは成長の証と自分に都合のいいように解釈する。

結局、今年の映画祭は1作品も見ることなく終わってしまった。

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