« May 2004 | Main | July 2004 »

2004.06.30

はらぺこあおむし

(5/29)
まだ翻訳があがっていなかったので、この週末はアノニマ作業はお休み。

頼んでおいた椅子が届いた。
本当は昨日の10:00に指定しておいたのだが、
配達の人が道に迷ったせいで、いったん店に戻ったらしく、
配達できるのが午後というので今日にしてもらった。

私は毎日12:00に家を出て会社に行く。
出がけにバタバタしたくないから10:00に指定しておいた。

普通、店に戻る前に私の所に電話で確認しないか?
しかも、迷った理由が「ファックスの住所の部分が切れてて…」
そんなことは、車を出す前に気がついてください。

最近、ちょっと考えれば気づきそうな過ちをする人との遭遇率が高い。
世の中には、こんなにもぼんやりとした人が多いのだろうか?
それとも、私の理解を超える大きな力から下される罰ゲームか何かでしょうか?
あるいは、私が怒りんぼを克服できるようにするための試練ですか?

床に置くために椅子の足を拭いていると、店で見たときには気づかなかった
(いや、気がつかないはずがないぐらい)大きな穴を発見する。
椅子を買うときに、二人でなるべくひびや痛みの少ないものを選び、
さらに座ってみて、背中とお尻のカーブにフィットする物を選んだはず。

仮説1:途中で選んだ椅子と違う椅子に入れ替わった
仮説2:選んだ時はパテなどで修理されていたが、配送中の揺れで詰めてたものが取れた
仮説3:中のはらぺこあおむしが蝶になって飛び立った

クレームをつけることを考え無かったわけではない。
ただ、椅子を運ぶときに思いっきり玄関のドアにぶつけていた
あのぼんやり配送屋さんがまた来て、もって帰って、取り替えて…
というプロセスを考えたら、もうよろしいわ、という気になる。

家で見ると椅子の色は黒い床には少し重い感じがするので、塗りなおしてみよう。
なので、虫食い君はその実験台になってもらうことにします。

| Comments (1) | TrackBack (0)

2004.06.29

ロスト・イン・トランスレーション(文字通り翻訳の森で迷いました)

(5/24-5/28)

会社と翻訳の間を行き来した一週間。
毎晩、近所の「富士食堂」で夕飯を食べる。

この食堂の接客というか、配膳を切り盛りしているお兄さんなのだが、
気持ちがいいぐらい愛想がない。かといって不愉快な感じでもない。
よくよく注意してみると、テレビの野球中継を熱心に見ているようで、
常に客の動向と注文の通り具合を気にかけていることが分かる。

おそらく常連客なのだろうが、客が何も言ってないのに、
「ご飯大盛り」とか、「ご飯少な目」などと細かく調理場に指示している。
調理場にいるのは、おそらくかなりお年を召した方と思われ、
一度に注文しても覚えきれないのだろう。
料理が出るたびに「次は○○と××ね」とリマインド。

自分の仕事を当たり前に、きちんとやっている人を見るのは気持ちがいい。

ちなみに翻訳してた作品はここで上映されます。

S嬢が翻訳した作品も上映されます。

| Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.28

「ポコ・ア・ポコ」は「木の葉のこ」と似ているようでちょっと違う

聞かれる前に答えると「少しずつ」という意味です。

(5/22 ついに光ファイバーが開通)

やっと来た。
エアコンの穴から、所在なさげにダラリとぶら下がっている光ファイバー。

確かにまだデスクの位置が決まってないのでしょうがないとはいえ、
ぐるぐる何重にもとぐろを巻いている、この無駄に長いケーブルをどうしろと?
しかも、きつく曲げたら中のファイバーが折れるので手荒に扱うな、
と工事のお兄さんに釘を刺されたので、まるで腫れ物でも触るかのような扱い。

なんか、間違ってる気はするが、
早起きして会社の下でメールチェックする必要がなくなったことを素直に喜ぶ。


(5/23 カフェらしくなった。のか?)

この前、お取り置きした椅子を見にエキポで遠征に。
(と言っても電車でたった5駅)
前回来たたときから若干品揃えが変わってはいるが、
またもや欲しい扉やテーブルは見つからず。

とりあえずカフェ用にグラスとデミカップを購入。
椅子の料金も払って配達の手配をする。

少しずつだけど、進んでいます。
あるいは、少しずつしか進んでいません。

| Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.23

決してレニングラードカウボーイに寄ってたかってボコボコにされた訳ではありません

(5/19)
plancha.JPG

9日に和室の土壁にベニアを貼った壁全面にパテを塗った。
通常だと、遅くても2日あれば完全に乾くはずのパテが一向に乾かない。
ある一枚のベニアは特に湿気(?)がひどく、
くっきりとその一枚が分かるほど色が違うのだ。

作業を急ぐときにはドライヤーや
ファンヒーターを使って乾かしたりしてたのだが、
今回に限ってドライヤーではまったく埒が明かない。
う~~~む、なんでや?

「なんかアイロンかけたい感じやなぁ」
というS嬢言葉がどうも頭に残っていたので本当にアイロンをかけてみた。
最高温にしたアイロンをじぃ~~と当てていると、
奥の方から湿気を吸い上げてくるかのように、
アイロンの周りのパテの色が濃くなる(つまりより湿った感じ?)

で、蒸気が上がり始める頃を見計らってアイロンを外すと、
大量の蒸気とともに当てていた部分だけが急速に乾燥するのです。

やり始めると面白いので、むきになってしまった。
遠くからだと、とんがりブーツの靴跡にも見えます。

con_plancha.JPG

| Comments (0) | TrackBack (2)

2004.06.19

会社にて

(5/17)
キャビネットにある書類を、金庫に移動させていたときのこと。
一緒に台車を転がしていた同僚に言われた。
「お疲れですか?」

わ、分かります?

私は引越しを機に生活を改めようと思っていた。
布団で寝起きし、胡坐でパソコンに向かう腰に悪そうな生活から、
ベッド&椅子の腰痛レスなライフスタイルへと華麗な転身を遂げるはずだった。
そして、新しい家はちゃんと片付ける。…つもり。

しかし床がこんな状態なんで、ベッドや大人デスクを買うこともままならん。
とはいえ、PCを使わないわけにはいかないので、
前の家から持ってきた年中ローテーブル仕様のこたつを置いて、
相変わらず胡坐のままでPCに向かっている。
そして周りを見渡すとダンボールの荷物の山。
これから何度か移動させることを思うと、解くに解けない。
だから、夜はその隙間に布団を敷いて寝ている。

これじゃ、前の家と一緒ではないか。
唯一の違いはというと、窓の外の景色か。

しかも、部屋のコンセントがかなり強引な位置にあるため
PC、テレビ、電話といった電源を要するものを使いやすい位置に置くと、
延長コードやOAタップがやっと届くといった感じなのである。

それはつまり、コードの上に布団を敷かなければならないことを意味する。

そういう訳で、私は夜ごとお姫様気分を味わっている。
小さな豆の上にふんわりとした羽根ぶとんを10枚重ねて寝かされ、
本物かどうか試された例のお姫様の気持ちですわ。

「何だか、背中にごつごつとした岩のような物が当たってよく寝られなくてよ」

いや、ほんまにコードが背中に当たってますねんて。
どうりで寝れば寝るほど疲れるはずです。

| Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.18

やっと人並みの生活です(いや、まだ半人前か)

(5/16)
今日はイケメン屋さん、S嬢と三人で作業。
自室での失敗、キッチンでの問題を乗り越えたので、
(いや、まだ懸案事項か?)今日の私はちと違う。

どうやら私が仕切った方が、よさそうだと気がついたので、
作業をキッチンの床コルク班と、
元和室班の二手に分け、効率よく進めることにする。

ちなみに私は床コルク班。
クッション・フロアがペンキと壁材だらけなので、
これじゃ接着しにくかろうと、まずは水拭き。
力を入れるとペンキって意外と落ちるんですね、これが。
うふふ、簡単にキレイになるのを見るのって楽し~。

ん? …っていうことは、壁も水をかけたら落ちるってことか?
水性ってそういう意味だっけ? 
乾けば落ちなくなるんじゃ…。

様々な疑問が頭の中を飛び交うが、
「んなこと言うても、壁に水かけて、
 ゴシゴシこすることあんのかい? え? お嬢さんよ」
と半ば脅迫するように自分をなだめ、疑問はなかったことにする。

しかし、そのペンキ&壁材の付着量が半端じゃないので、
クッション・フロアをはがすことにする。
私もそのほうがいいと思う。
だって、せっかく自然素材のコルクを貼っても、
その下にあんなもんが挟まってると思うと
エコ度が半減するってもんじゃない?

CFをはがし終えると、コルクを貼る位置を決める。
この辺はプロに任せた。
最近ではリフォームの本などを立ち読みし(←買えよ、自分)
ちょっとずつ知識を増やしつつある私である。
コルクの場合は、部屋の端でコルクのサイズを調節できるように、
真ん中から貼るということは知っている。
そして、その調節する時にある程度の幅が必要であることも。

ということは、やっぱり私の部屋の床は、失……。

実は私の部屋、ところどころコルクが浮いているのです。
そこは後日修復するのだけども、ここで同じ轍を踏まぬよう、
これ以上ない慎重さでコルクを並べ、四つの角が集中する部分には
気が狂ったかのような勢いで、ローラーをかけてならす。

その間、S嬢はリーチを活かし、
和室の壁と天井にペーパーをかけ、
木の部分のペンキ塗りをがんがん進めていく。

suelo.JPG

夕方にはキッチンの床が完成した。(↑見よ、この美しい仕上がりを)
オーダーしていたブラインドも届いた。
これで私にも最小限のプライバシーができたというものだ。

だって、壁を塗るためにカーテンレールを外したので、
今までカーテンもつけられず、窓枠に突っ張り棒を渡して、
適当な布で目隠ししてただけだったのだから。

これで私もやっと人並み。
いや、全部半分ずつしか完成してないので、
やはりまだ半人前なのであった。

| Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.15

足が攣った(←この漢字は字幕には使えません)

(5/10~15)
引っ越すタイミングでADSLから光ファイバーに変更した。
が、1ヶ月以上前に申し込んだにもかかわらず、
電柱の工事が必要だかなんだか、私には関係ない事情で、未だに未開通。
しかも壁を壊した関係で、電話のジャックが私の部屋から
果てしなく遠い所にぶら~~んとぶら下がっているのです。
自分が持っている一番長いケーブルでも電話に届かない。
しょうがないのでADSL用のスプリッターを延長コード代わりに使い、
ケーブルをつないで、なんとか電話は使える状態にした。

でも、ダイアルアップでもネットにはつなげない。
その理由は私の電話兼ファックスは、そこからPCにつなぐようにできてないので、
電話のジャックに二股のアジャスター(っていうの?)を差し込んで、
そこからケーブルを分けないといけないから。
そんなもん、部屋まで届かへんっちゅうの。

という訳で、早目に出勤して別棟にある無料のネットスペースへ行き、
メールのチェックをしなければならない。
なぜにこのような労力が増えるようにできているのだろう。
私はすでにヘトヘトだというのに。

メールチェック→会社→パテ塗り→睡眠→
メールチェック→会社→パテ塗り→睡眠
というサイクルを繰り返した一週間。

背伸びをして高いところに、パテを塗ろうとしたら足が攣った。
S嬢に「あ、この体勢になったら足が攣る~~」と一生懸命訴えている…
という夢を見た。

朝、目が覚めたら、足に鈍い痛みが残っていて、夢だったことに気づく。
っていうか、足が攣った時点で目を覚ませよ、自分。

| Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.12

仲本工事

(5/9)
早朝から仲本ではなく、電気のほうの工事の人が来た。
なんとかキッチン部分の壁は塗り終わったものの、
床は何のための養生シートだったのか?
と思わず問いかけたくなるぐらいペンキだらけ。
まぁ、どうせCFの上からコルク張るからいいんですけど。

さて、これからGW中と同じ作業が元和室で待っている。
そう、薄紙はがして、パテ塗って…という一連の作業。
それを電気屋さんと連携しながらやっていく。

特に何事も起こらなかったと思う。
(もう、薄ぼんやりとした記憶しかないのです)
ただ、まったく計画通りに進んでいないということを除けば。

家の中の半分が土足エリア。
つい二日前は自分の部屋の直前までが、
土足だったことを思えば、まだましか。
そして、窓にはカーテンもなく、
その気になればのぞき放題。

体の疲れもさることながら、精神的にかなり参ってます。
だから、今日は早めに切り上げました。

| Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.11

出会ってしまいました

GW中、少なくともこの週にハコを完成させようと思って、
念のためというか、ラストスパートのためにか、
とにかく私は有休を取っていた。

ま、全然こんなんじゃ間に合わないのが分かったので、
必要な建具や、家具、その他の細々としたものを見ようと、
店舗用のリサイクルショップをなっちゃんと見に行く。

今あるドアも、取っ手も、キッチンも、全部がもっさりしている。
まぁ、造られたのが昭和の終わり頃なのでしょうがないのかもしれない。
これがもう少し本気の昭和なら、工夫のしようもあるだろうけど、
昭和の終わりって、色んな意味でスカスカしてましたやん?

絶対こうしたい! 絶対こういうのが欲しい!
という明確なビジョンはない。
何かいいアイデアがあったら、取り入れたいし、
もちろん、いいものがあれば買いたい、ぐらいの気持ちで。

でも、鍵もつけられる室内用のドアって意外と売ってません。
かわいい取っ手もそうそうない。
飲食店を始めるのに必要なあらゆる物が揃っているけど、
探してる物は見つからない…。ショボ~~ン。

ふと、視線を感じて振り向くと、

こ、こりは……!!!

小さな女の子をずっと待っていた「二人のイーダ」の椅子のように、
ちょっぴり拗ねたような、ふてくされたような、
それでいて、やっと気がついてくれたか、となじるような、
でも、やっぱり待ってたんだよ、と甘えてくるような、
つまりは、とっても人間味にあふれた椅子が、
その場にちょこんと佇んでいたのです。

かわいいかもしれない。うふ。

というか、「しれない」と推量するまでもなくかわいい。
でも、値段がついてない。なぜに?
店員さんを探して、値段を聞くと、それは修理のためによけてあったもので、
値段のついたものは別の場所に積んであった。
淋しそうだったのは、きっとそのせいだったんだな。

座ってみると有機的なフォルムの背もたれから、
お前は座るなと背中を押し戻される感触。
ちぇ、着席拒否かよ。
でも、同じタイプの違う椅子だと背中にしっくりとくる。
ものすごく、相性の良し悪しがあるのです。
なんか、そんなところも人間みたい。

しかも、一目ぼれした相手からは拒否。
なんとも思ってないやつとは、意外と気が合う…。
って、わたしの恋愛事情かい。

そして、同じ場所によく似た雰囲気ながら別人
(例えるなら、ポピンズみたいなもんか)な椅子もあり、
その子のもじもじした後姿を見た瞬間、
「この人たちにアノニマに来てもらいましょう」
なっちゃんと二人で確認しあいました。

どちらの椅子も、なかなかのお値打ち価格で、
このところ、金運が下がりっぱなしでへこんでたから
ちょっと運が上向いてきた気がしました。

| Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.06

CBDW(コミュニケーション・ブレイク・ダウン・ウィーク)

(5/2)
やっさんこと川島保彦さんの写真展が、今日までなので慌てて見に行く。
私のお気に入りは、何度見てもリド島のように見える築地の風景。
本当はもう一箇所行きたかったのだけど、連日の激務で遠出する気力が無く、
帰って、なっちゃんとアノニマのパテ塗り(結局、やるんかい)

(5/3)
なっちゃん、イケメン屋さん、Mrn嬢とで、パテ塗り&ペンキ塗り&壁塗り。
イケメン屋さん、使えない男ランキング急上昇。
イライラがマックスになり、私の口数が減る。(←かなり本気怒りモード)

(5/4)
イケメン屋さんと仲直り。
左官仕事っぷりを見て、やっぱり頼りになる男だと再確認。
使えない男なんて思ってごめんね、と心の中で謝る。
(心の中のランキングだったので、心の中で謝るだけで大丈夫だと思う)

(5/5)
なっちゃんと壁塗り。
急に子供の日だということに気がつき、柏餅を食べる。
帰省していたS嬢が、夕方頃やってきてお土産にぶぶ漬けのもとをもらう。
キッチン部分の壁は完成。養生シートをはぐ。

(5/6)
抜け殻のまま出勤して、抜け殻のまま何とかやり過ごす。

| Comments (0) | TrackBack (0)

いろいろ盛りだくさん(後編~息抜きしました~)

今日は作業を早めに切り上げて、今まで行けなかった所に行く。
メインはオープン以来気になりつつも、まだ行ってなかった居酒屋「大田尻家
ここは私たちよりもちょっとだけ早く物件を見つけ、
全部自分たちで内装をやった、いわば、先輩にあたる。
少しは参考にしてもらえればと思って、イケメン屋さんを誘っておいた。
が、前日の疲れもあり作業は不参加。まぁ、いいでしょう。

そして経堂に行く前に、まずは「夜の豆本展」をやっていた、ひなぎくへ。
経堂にいくついでに「昼の豆本展」をやっているロバロバにも行きたかったのだけど、
さすがにお腹がたっぷんたっぷんになりそうなので、却下。

そろそろ「大田尻家」に向かおうかという頃、復活したので参加するとの電話。
よかった。もしかしたらイメージの方向性は違うかもしれないけれど、
スピリッツは同じはずなので、何かを感じ取って欲しい…。
つまり、これは普段やってる仕事とは違う種類のものだということに。

経堂駅からは少し歩く。
すずらん通りを600メートルっていったいどれくらいの距離か?
というどうでもいい話題で、頭の悪い議論を交わすうちに、
見えてきましたよ。
小さなガラス窓からほんのりと暖かい光がもれてくる白い壁の店が。
おおお~~、着いたぞ。と思った瞬間、わが耳を疑う発言が。

「こじゃれてんじゃん」

あ~あ、言ってしまいましたね。一番使ってはいけない言葉を。

多分、彼はほめ言葉として言ったのだと思う。
だけど、いや、だからこそ、そこに深い溝がある。
私にとって、「こじゃれ」とは8割ぐらいは
オサレだという価値は認める、という意味だが、
残りの2割に、スカしてんじゃねえぞ、バーカヤロウ、コンニャローメ
と揶揄する気持ちを表した言葉として使われている。

そんなどうでもいい言葉で、大田尻家のことを表現するなっ!
という言葉を飲み込んで、店内に入ったのだが、
多分このままだと、イライラ気分を引きずってしまいそうなので、
乾杯もせずに、大田尻家から徒歩3分、全力疾走1分ぐらいの距離にある
スクナビコナへお直しを頼んだままになっていたパンツを取りに行く。

本当なら一緒に飲みたいところだけど、
これからミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の
衣装の打ち合わせがこれからあるのですって。
なので、ちょこっとだけ話をして、衣装を見せてもらって…、
すごい、すご~~い。出来上がったところ見た~い。
このアングリーインチ、5インチぐらいあるような気が、フフフ。
って、私が日記の更新を中断してる間に
もう、「ヘドウィグ~」明日までですから、残念。自分斬り!

それから大田尻家へ戻ってじっくり店内を見る。
素人には無理だと止められて私は断念した漆喰も自分たちで塗ったそう。
まぁ、元々が器用な夫婦なので、誰にでもできるわけではないのかもしれない。
椅子も全部手作りだし、テーブルはどこか見覚えのあるドアを利用。
そうそう、知恵を出すっていうのはこういうの。

お料理は田尻さんが作るのだから、おいしいことは分かっていたけど、
やっぱりええもんですなぁ。お酒類も日本酒以外にシェリーもあるし。
ゆっくりと飲みながらこんな時間を過ごすことを忘れていたかも。

みんなも頑張ってるし、私も頑張ろう。

| Comments (0) | TrackBack (0)

2004.06.04

いろいろ盛りだくさん(前編~考えました~)

(5/1)

もしメニエル病だったら…とびびったので、
昨夜は急遽なっちゃん先生にテルミーをしてもらった。

*説明しよう
 なっちゃん先生とは、なっちゃんが
 温灸師に変身するときの別名である

そのお陰だろうか、目覚めはすっきり。全然めまいもしない。
でも、この連休にバリバリ作業に集中して、
ハコを完成させたかったので、念のため病院に行った。
「病名をつける前の段階ですね。ちょっと重めの疲労、特に眼精疲労です」
あ~、そうですか。それなら安心しました。

家に帰ってギャラリー部分の壁になっちゃんとパテを塗る。
はがしたクロスの下地の薄紙っていうのでしょうか、
あれが、壁材を塗ったときに水気を含むと、
ぶよぶよ浮いて、しまいにはベロ~ンとはがれてきてしまうので、
それを予防するために塗っている。
毎日ちょっとずつやるうちに、パテ塗りも板についてきた。

んがっ、薄紙を固定させるために塗ってるパテも
当然のことながら適度な湿気を帯びてるわけで、
けっこう塗れたやん、なんて思ってると
パテを持ち上げてまでぶよぶよが出現する。

これ、徹底的に下の紙をはがしたほうがよさそう。
かなり頑張って塗ったんだけどな。

黙々と作業を続けていると、いろんな思いが去来するわけで、
数日来、心の奥でくすぶり続けていたこと、
あるいは敢えて見ないようにしていたことに気づいてしまった。

「もしかして、イケメン屋さんは私の言ってることを
まるで理解していないのではないだろうか?」

そう思い始めると、次から次へと思い出す、的外れな発言や提案の数々。
その度に「なんで今頃そんなこと言うねん」とか、
「なんべん同じこと言わすねん」
と心の中で小さな核分裂を起こすか、
聞こえなかった振りでスルーしてきた私。

予算がないのは最初から分かっていたこと。
私はいつも「金が無いなら、知恵を出せ。
知恵も出なけりゃ、せめてユーモアを」
と思って学生時代の貧乏を乗り越えてきた。
(いや、今でも十分貧乏ですけどね)
だけど、どうやら彼の頭の中には、
「予算が少ない=安い材料」という公式しかないよう。
そ、それって私が一生懸命説明してきたのとは違うんじゃ?

「素朴」はいいけど、「安い」は絶対にダメ。
たとえゆがんでたとしても、
「味がある」はいいけど、「変な手作り」はダメ。
その違いぐらい分かって欲しい。

私たちでは思いつかない工夫や裏技を
教えてもらえると期待してたのに…。

テルミーのためになっちゃんが抜けた後、
そんなことを考えながら作業していると、
一人なだけに、思い出すダメエピソードに歯止めがきかず、
もう私の中でタービンがぐるぐる回って、
ものすごい熱量を作り出しているのであります。

う~~~、イライラする。
こんな状態じゃ、もうユーモアも出んわ。
(後編へ続く)

| Comments (0) | TrackBack (0)

« May 2004 | Main | July 2004 »