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2004.05.24

脱皮

(4/30)

骨折して以来、2回しか医者に行ってないことに気づき、
さすがにマズイかもしれないと思って、病院へ行く。

どうもねぇ、最初に診てくれた医者が胡散臭いのよ。
ギブスで固定してるのに、毎日診せに来いと言ったり、
よく分からない薬を処方したり。
(早く骨がくっつく薬でもあるんか?)

前の家は電車で4駅の距離なので、行こうと思えば行けなくもないが、
セカンド・オピニオンっちゅうことで…、と訳の分からない理由を自分で作り、
アノニマ近くの整形外科へ行った。

このギブスには変なヒール状の物ついていて
そのせいでぺったんこ靴を履くとバランスが悪いことこの上なし。
しょうがないので、毎日5センチヒールのブーツを履いていた。
骨折してる人に5センチヒールってキツくねぇ?

しかもそのヒールのついてる角度がよろしくない。
どうしてもつま先を前方に向けて歩くことができず、
初心者のスキーヤーがヨチヨチ斜面を登ってる感じ。

まあそんな状態の足で、脚立にも上るし、
さらにギブス&下着というまるでサイバーパンクな
バンデシネの主人公みたいな(わけねえよな。すまん)格好で、
ガス台に乗って換気扇も拭いてたりするわけなのだが、
とにかく、動きづらいし、疲れる。

今度の病院でこれまでの経緯を話し、
薬を買わなかったので残っていた処方箋を見せる。
「レントゲンを取ってみて、よさそうなら外しましょう」
うそ~ん、1ヶ月はかかるって言われてたのにもう外せるの?
いやね、私もこんなん大袈裟じゃないかと思ってたんです。
という訳で、あっさりギブス生活から開放された。

1ヶ月ぐらいはリハビリが必要らしいけど、体が軽くなりました。
お陰でGWは身軽に作業できるんじゃないの?

体が軽くなりすぎて、なんか足元がふわふわする。
しかも頭もくらくらしてる気が…。
朝礼バタ子さんだった私にとって馴染みの深い
立ちくらみとはまったく違う種類のめまい。
これって、噂によく聞くメニエル病か?

私ちゃん、ピ~~~ンチ

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2004.05.22

都会のオアシス

(4/29)
今日は私が勝手に決めた引渡しの日。
アノニマ作業をなっちゃんとイケメン屋さんに任せて、前の家の掃除に行く。

上京以来6年間、慣れ親しんだこの家ともいよいよお別れかぁ。
ボロ家だけど、ケーブルテレビが引かれていたからTVKやTVS、MXテレビも見れたし、
屋根の上にはちょっとした物干し台があって、寺内貫太郎気分が味わえた。
ずっと仮住まい感は消えなかったけど、結構気に入っていたよのう。

ありがとう&ご苦労さんの気持ちを込めて磨く。
ひたすら磨く。
早めの昼ごはんを食べて、また磨く。

う~~む、終わらん。
ほっと一息つくと頭がくら~~~。
ちょっとがんばり過ぎたでしょうか。
1時半を過ぎた頃から、ふら~とする頻度が増える。
小まめに休憩を挟みながら、それでも続ける。
なんか、おかしい…。

4時になったので、終わりを決めようと大家さんに電話した。
一応、5時に引き渡すと約束して、また一踏ん張り。
約束の時間になったので、掃除グッズなど残っていたブツをまとめ、
コロコロ引きずりながら、近所に住む大家さんの所へ向かった。
鍵を返し、お菓子とともにお礼を述べた私は自分の耳を疑った。
「敷金を返すのは月末に電気代やガス料金を
 清算してからなので、振込先を教えていってね」

え? 敷金を返してくれる?
通常、2年毎にやってくるいう噂を聞いたことがある更新料は
この6年間一度も請求されなかったし、
そもそも、入居するときに払ったのは敷・礼1ヶ月分だった。
こんな世知辛い世の中、しかも東京砂漠でそんな人情味あふれる話があるなんて。

ここは都会のオアシスですか?
それともうまい話には裏があるってやつでしょうか?

大家さん、ありがとう。そしてどうぞお達者で。

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2004.05.21

やり過ぎですか?

(4/27・28)

仕事の帰りに前の家に寄る。
ベトベトの換気扇や、レンジが私を待っている。

とりあえず、服を脱いで下着姿になり
(じゃないと服が汚れるからね)掃除をする。
2時間ぐらい擦ったり、磨いたりと格闘。
次の日のために外した換気扇を洗剤水に漬け込み、
お風呂に入ってから、新居へ戻るという日々。

体が休まる暇、ありません。

ventirador.JPG
こんなにキレイになりました。

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2004.05.20

引っ越せた

(4/26)

ダンボールに入ってない荷物を微妙に残したまま夜が明けた。
引越し業者以外に、弟も車で手伝いに来てくれるし、まぁいいか。

業者が来る9時まで、できる限りのことはしよう…
と考えていると弟から電話。
「今から家を出るから、ちょっと遅れるわ」
なんだと~? あんたの労働力を頼りにしてたのに。
私がギブスのせいで身動きが取れないのを知ってのことか?

いいよ、いいよ、一人でやるよ。
ラッキーなことに車を停める所を探し回っていたらしく、
シャムシェイド似の引越し屋さんも30分以上遅れて到着。
そうこうしてるうちに、弟も来るだろう。

まず、引越しを始める前に荷物の確認。
見積もり時の荷物と照らし合わせていく。

「…それに、ダンボールが5箱分ですね」
え? ダンボール5箱? そんなもんで人間が引っ越せると思うのか?
一体、誰がそんなことを言ったのさ(多分、わたしか…トホ)

色んな業者にネットや電話で見積もりを取ったので、
どこにどれだけ申告したかは覚えてないけど、15箱ぐらいと言ってたつもりなのに。
しかも車を停めてる所が、家から離れているので超過料金がかかる。

「あの、もうすぐ弟も来て荷物を運ぶのを手伝うので、
 もう少し何とかなりませんかね」
一応、値切ってみた。しかし肝心の弟の姿はない。
そこへ弟の嫁から電話。家から数百メートルぐらいの所に来ている。
「もうすぐ来ます」と言い残して私はクリーニングを取りに行き、
引越しはスタートした。

…15分経過。まだ来ない。
嫁から電話。思いっきり通り過ぎて一駅先の辺にいることが判明。
その場所から家への説明は難しいので、とりあえず引き返してもらう。
前日にFAXしておいた地図どおりに来れば、迷うはずないのに。

…10分経過。まだ来ない。
引越しは着々と進んでいく。
弟よ、重たい荷物を運んで姉の値切りを有利にしてくれ。
嫁から電話。やっと近くまで来たらしいので、入る場所を説明する。

…さらに5分経過。まだ来ない。
弟よ、父親から脈々と受け継がれる方向音痴のDNAのことならもう分かった。
これ以上アピールする必要はないから、はよう来い。
嫁から電話。私が説明した道は一方通行だったので、また先の方まで行っていること
が判明。
もう、どう説明すればうちに来てもらえるのか分からない。

弟が来ぬまま引越し終了。
イケメン屋さんがワックスをかけるためアノニマにいるので、
先に荷物だけ出発してもらい弟夫婦を待つ。

私の値切り大作戦も不発に終わり、超過料金は7000円に。
あ~、この料金なら二人で来てくれる所もあったなぁ。
この先に待つ(私にとっては)膨大な出費に備えて、
何とか倹約しようと合い見積を取った私の努力は、なぜこうも空回りするのか。

それから程なく弟夫婦が到着。
遅いよ。

とはいえ、箱に詰めてない紙袋系の荷物は
全部置きっぱなしにされたので、それを運んでもらう。
なんやかんやで2往復してもらった。感謝、感謝。
後になって、こんなことなら超過分の箱(結構小さい物が多かった)も
弟に運んでもらえばよかったと思った。チェッ。
疲れてるときって機転が利かないものなのだ。

こうして何とか無事に引っ越せた。
だが、前の家の掃除はまったく手付かず。
引渡しを月末にしておいたので、これからやるつもり。
しばらくは仕事帰りに寄って、ちょっとずつ掃除をする日々が続くだろう。

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2004.05.19

プロローグ

(4/25)

今日のうちに壁を塗って、床のコルクを敷くぞ。オーッ!

とはいえ、荷造りも終わっていない。
そう、私はなんでも限界まで近づきがちなギリギリGirl 。
所持金が200円を切っていても、スニッカーズを買って食べる女である。
そんな人間が、なんでも早め早めの処理ができるわけないのだ。

しょうがないので朝から荷造り。
アノニマの方はB君が朝から作業をしてくれている。
昼頃、別の現場から移動してきたイケメン屋さんに
ピックアップしてもらってアノニマへ向かう。
その日は内装専門のKさんも拉致同然に連れて来られていた。
車中では、こってりクレームをつけておいた。

壁の具合は多少進んでいるものの、重ね塗りをしたところで
私の望んでいた質感が出ないのは明らかである。
「あのさ、私、ざらっとした粒が出るのはいやだって言ったよね」
「ローラーで塗ったあとにコテでしごくと粒は消えるよ、ホラ」
「でも、漆喰みたいなぽってりした感じにはなってない。
 それに粒はなくなってるけど、表面はつるっとしてないし」
「……」
「スペインの家みたいって言ったでしょ」
「なんだよ、スペインの家って、分かるわけねえよ」
ほ~、逆切れですか、そうですか。
その時、頭の片隅がざわっとしたような気がしたのが、予兆だったのかもしれない。

しかし、そんなこと言ってたら終わらないのだ。
とにかく明日、この部屋に荷物を入れるためには、進めるしかない。
まぁ、ここはどうせプライベートスペースだから、私が我慢すればいいだけの話。
早く仕上げて、また荷造りに戻りたかったので、作業を手伝う。

昨日、シーラーを塗った場所に壁材を塗り始めると…
なんか、下の紙がふやけて浮いてきてる気がする。気のせい? ねえ、気のせい?
「ここ、こんなんなってますけど、このままでええんでっしゃろか」

…あ、だめなんですね。あ、これはがしちゃう? そんでもってパテを塗る。
パテって、あの、乾くまでに時間のかかる物質のこと?
しかも総パテって、全部に塗るっていう意味かい?

頭がくらくらしてきました。
頭がくらくらする原因は、木の部分に下塗りをしている、
揮発性のスプレーから出る有害物質のせいだけじゃないですよね。

「早退していいですか?」

心と体の平安を取り戻すために、家に戻って荷造りを再開しました。
その日はプロ3人で夜中の2時頃までかかって、壁と床を仕上げたそうです。

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2004.05.18

ぬりかべ~(後半)

「天井は明日ペーパーかけることにして、壁だけでも始めよう」
まだ全部の荷造りが終わっていなくて、切羽詰っていた私はそう提案した。

壁の材質は、ネットで見つけたホタテ貝を利用したもの。
吸湿性に優れ、ホルムアルデヒドを除去したりといいことづくしである。
エキポメンバーはアレルギーがちなので、使用する材質には特にこだわった。
ただ一点、気がかりだったのは、仕上がりの風合いが読めなかったこと。
見本では粒が粗く、表面がざらっとしていたので、迷っていたのだが、
「これはローラーで塗っているからで、コテで塗れば粒はなくなる」
というイケメン屋さんの一声で決めたのだった。

……粒、出てるよね。気のせいじゃないよね。
「ローラーじゃなくて、コテで塗るといいらしいよ」
とわざと明るく振舞いながらそう言って、
バケツの中で塗られるのを待っている壁材に目を向けると…、

シャバシャバやんっ!
どうやってコテで塗れっちゅうねん。
素人目にも分かるほど、粘度の少ない液体がそこにある。

しかもローラー本体とスポンジのサイズが違ってて使えないし、
そのサイズが合ってないせいで、ローラー用の容器が使えない。
つまり、サイズの合ってないローラーをバケツの中に縦向き突っ込み、
ハケなどで満遍なくローラーに塗りつけるという作業が必要になる。

面倒くさっ、要領わるっ、段取り悪すぎっ!

私の人生のモットーは「最小の労力で、最大の効果を」なのである。
とはいえ、手を抜くのは許せない性格。
だから、どうやれば効率よく仕事が進むだろうか
といつも考えていると言っても過言ではない。

こ、これでは私のモットーから最も遠い所にあるではないか。

B君は淡々と、そしてほのぼのした性格なので、
おしゃべりしながら作業をするうちに、なんとなくキレずに済んだ。
サラサラした液体なだけに、すぐ乾くのはいいのだが、
全然、壁らしくなる気配がない。困る。

ふと頭上に目線を上げると嫌なものを見つけてしまった。
このエアコン周りに残っているのは、剥がしてないクロスでしょうか?

ここからエアコンを外す作業を開始。
壁を塗るというのに、このままというのは、あり得ないでしょう。
格闘すること、半時間ほど。
また時間をロスしてしまった。

「このままじゃ、埒が明かないんで、
 明日ちゃんとした道具を持ってきてやったほうが早いです」

はい、おねえさんもそう思います。

点在するファミレスを無理やりダイナーに見立てて、
アメリカン気分で夜の青梅街道を通って家路についた。


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2004.05.17

ぬりかべ~(前半)

(4/24)
ほぼ、引越しの荷造りを手伝うためだけに上京していた母が帰った。
私が本当の意味で親孝行できる日はまだまだ遠い…。
(っていうか、違う意味でも親孝行したことあんのか?)

2日後に控えた引越しに備えて、まだ人が住める状態ではない
私ことアノニマ★Cの寝室、兼、事務所の壁を塗る。

mi_dormitorio.JPG

本日のぬりかべ祭りの参加者は、なっちゃん、C、MRN嬢、S嬢(到着順)
イケメン屋さんからは助っ人としてニューフェイスのB君。
あさってにはこの部屋に全部の荷物を入れることになる。
こんなんで本当に引っ越せるのか? 
気持ちは焦り、今すぐにでも壁塗りを始めたいところだが、
その前に、色々やることがあるんだってさ。

pared.JPG

1. 断熱材を入れて補強した壁の継ぎ目やビスの跡に、
  パテが塗ってあるので紙やすりをかけて、表面を滑らかにする。
2. 壁紙クロスををはがした箇所に壁材がのりやすいように、
  シーラーとかいうものを塗って固める。
当然、液状の物を塗れば乾くのを待たねばならない。
しかも、一度塗ったパテも乾くと縮むので、塗り直しが必要な部分もある。

今の時点でこんなことしてていいのか? 引越しはあさってだぞ。
頭数を揃えたものの、作業できる人数が限られていて、どうも思ったように進まな
い。

3時になった。まだ壁塗り作業には着手していない。
不安な気持ちを抱えつつも、週に1度の習い事のために中抜けする。
帰ってきたら、壁が白くなっていますように…。

白くなっていますように…。なっていますように!!!

6時半頃、駅からアノニマに戻る途中に半袖姿のB君に遭遇。
「半袖で寒くないの?」(まず進み具合を聞けよ)
「ちょっと、そこまで買い物に行くだけだから」
「壁、どんな感じ?」
「少し試し塗りしたんですけど、それが…」
(あぁ、まだ塗れてないのね。っていうか問題ありかい?)
「天井のパテが乾くの待ちなんで、先に飯でも行きます?」

そうだね、お腹が空いているとイライラして
いいことないからまず腹ごしらえしようね。
お陰で戻ってきても、まだ生乾きだった天井を見ても怒らなかった。
そして件の試し塗りの部分を見せてもらう。

触ってみた。こんなはずではなかった。
確か、わたし言ったよね?
『壁は漆喰風、表面はスムースだけど、
 ぽってりとした質感で、スペインの家みたいな感じ』

しかし手の平にはざらついた感触。
しかも薄づき。(ファンデーションじゃねえんだからよ)
この期に及んで壁の材質を変更か?
引越しはあさってだぞ。(しつこい)
とりあえず、私の部屋はこれで進めることにする。

8時を過ぎた頃からやっと塗りに入ったのだが、その後もトラブル続出…。
(続きは後半で)

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2004.05.13

空気公団ライブにゲスト出演!

諸事情によりしばらく画像はありません。

(4/18)

アノニマ★なっちゃんこと南夏世さんの本職は光を使ったアーティスト。
ここ数年来、コラボを重ねてきた空気公団の集大成ともいうライブが
渋谷のクアトロで行なわれました。

なっちゃんの担当は光る椅子&くるくる紙芝居の映像、そしてハンドベル。
数日前からドキドキすると言っているその心中お察しいたします。
だって、チケットは早々とソールドアウト。
しかも詰めに詰めたり800人(ひぇ~)
初ライブがクアトロ満員て、バンドマンが聞いたら悔し涙を流しますよ。

なんてことを考えているうちに客電が落ちると、
暗闇の中、なっちゃんの椅子がぼわ~と光を放っていい感じに映えております。
演奏が始まるとメンバーが座るので、椅子はあんまり目立たないのだけど、
舞台横に設置されたスクリーンに演奏風景やら、絵を描く姿が映されたり、
天井からつられている気球が光ったり、一体どこ見たらええね~ん?
ついついキョロキョロしてしまいますなあ。

そうそう、曲に合せてなっちゃんの「くるくる紙芝居」の映像も映りました。

ラストの曲で、いよいよなっちゃん登場! しかもど真ん中!
毛むくじゃらTシャツを着て、子供のように口を真一文字に結んで、
「間違えたらあかん、間違えたらあかん」と
念仏のように唱えている心の声が聞こえてきそう。
一生懸命ハンドベルを演奏していました。

鳴り止まない拍手とアンコールの声、
ほとばしる汗、すると何かふっきれたのか
なっちゃんはハンドベルを床に叩きつけると
モッシュする観客の中へダイブ…。

なっちゃん、かっこいい~~。

……というようなことは、多分(というか絶対に)起こらなかったはず。
というのも、これは妄想によるライブの記憶。
だって私はその場にいなかったから。
骨折した足で800人のスタンディングのライブに行くのは危険かも、
という分別が最後に働いて、アノニマ★S嬢にチケットを譲ったのだった。

本当のライブの様子が知りたい方は空気公団のファンサイトを探してみてください。

「講釈師、見てきたような嘘をいい」なんちって。

kukikoudan.jpg
(椅子、どこ?)

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